
「気になる10代名鑑」1298人目は、鳴海璃音さん(18)。幼いころからミュージカルを中心に、殺陣や舞台演劇に力を入れてきました。最近は映像作品にも挑戦していると話す鳴海さんに、さまざまな分野に挑む理由や、将来の展望について詳しく聞きました。
鳴海璃音を知る5つの質問

Q1.いま、いちばん力を入れている活動は?
「俳優として、自分の表現を磨き続けています。これまではミュージカルや殺陣パフォーマンスを中心に活動してきましたが、昨年から映像作品にも少しずつ挑戦しています。
最近だと、3月に『裁判部へ行こう!』という舞台にダブル主演のひとりとして出演しました。歌わない、演技のみの舞台は初めてだったので、セリフで全部を表現するということにめちゃくちゃ苦労して。普段やっている歌やダンスがない舞台経験は、新しい表現の勉強になりました。
実は、仮面ライダーになることがひとつの夢なんです。そのためにも、映像での演技ができるようになりたいと思っていて。でも、お客さんがリアルで反応してるのを見てアドリブを楽しめたりする舞台も、やっぱり楽しいんですよね。なので、舞台も映像もどっちもできるマルチな俳優を目指しています」
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Q2.活動をはじめたきっかけは?
「小さい頃から本を読む事が好きで、『大きくなったら本に出てくるような、かっこいい人になりたい』と思っていたんです。マイクスタンドみたいなおもちゃを持って、家族の前で歌って踊ったりしていました。
神奈川芸術劇場でおこなわれた舞台でカーテンコールに出演して歌を歌ったことが、この道の始まりでした。母が『こういうのあるけどやってみる?』って教えてくれて。その経験から演技の楽しさにのめり込んでいって、小学4年生ではじめての商業ミュージカルに出演しました。
殺陣のレッスンは、これから俳優としての活動の幅を広げていくうえで必要だと思って、2年前に始めました。オーディションで『これできますか?』と聞かれた時に『できます』と言えるのが大事だと思っていて。演じられる幅を広げるためにも、スキルを磨きたいんです」

Q3.活動をしている中で、印象的だった出来事は?
「中学生のころ、歌のレッスンの時に先生にかけられた『いまのあなたの表現に価値を見出すことができない。自分のファンだけではなく通りすがりの人までもが足を止めるように、自分にしかない価値を高めなさい』という言葉が印象に残っています。
悔しくて、とにかく泣いていたことを覚えていますね。そこから、先ほど話したように『なんでもできます』と言って本番でその通りに実行できる自分にならないといけないと思うようになったんです。
その日、迎えに来てくれた母にそのことを話したら、『悔しいんだったら、いっぱい頑張ろう』って応援してくれて。励ましてくれたり、送り迎えやレッスンの先生との連絡を取ってくれたり、たくさん支えてくれているからこそ、いまも活動が続けられています」

Q4.活動の中で、悩みがあれば教えてください。
「舞台と映像で、演技の種類が違うことに悩まされました。最近はじめた映像では、これまで舞台演技で培ってきた表現だとオーバーになってしまうんです。
セリフだけでなく、歩き方や手の上げ方の所作も全然違いますね。引っ込み思案な人が恐る恐る手を上げるシーンだと、映像では肩のあたりで控えめに上げればいいかもしれないけれど、舞台ではそれだと伝わらない。おどおどしながらも客席から見える高さまで上げなきゃいけないんです。
でも、セリフの無いところにこそ大事にするべき表現があると思うので、そこは意識しています。鳴海璃音が演じるキャラクターではなく、キャラクターそのものになりたいんです。だから、いつも台本をもらったら、その子の趣味まで自分で想像して、人物像をつくりあげています」
Q5.将来の展望は?
「山崎育三郎さんのように、マルチな分野で活躍する俳優になりたいです。わたしがやりたいことをそのまま実現されている人で、トーク系番組のMCをはじめ、ドラマや映画も出ているし、ミュージカルや舞台も続けているところが本当にすごいです。高校がミュージカル専攻だったこともあり、学校のイベントで山崎育三郎さんのコンサートのバックコーラスをしたことがあります。その経験から、ますます憧れを強めました。
あと、最初にも話したように、仮面ライダーになりたいんです。小さい頃から、アクションや変身シーンがかっこいいなと思って観ていたので、いつか出演したいですね」

鳴海璃音のプロフィール
年齢:18歳
出身地:神奈川県横浜市
趣味:天体観測、歌う事
特技:殺陣、エルモの声真似
大切にしている言葉:“Anything can happen.”
鳴海璃音のSNS
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Photo:Nanako Araie
Text:Yuzuki Nishikawa






