
Steenzでも度々特集を行ってきた、“00年代生まれによる、00年代のための音楽プロジェクト”『from00』。今回は、このプロジェクトから5月27日に楽曲をリリースした4ピースバンド、LoopsTopが登場してくれました。結成から2年、普段は「令和っぽさ」を武器に活動する彼らに、そのスタイルを超えて生まれた新曲『愛よ』に込めた想いを語っていただきました。
セルフプロデュースではないからこそ開けた、新しい可能性

-さっそくですが、普段の音楽活動について教えてください。
「はやた(Dr.)、ゆうた(Vo.)、とも(Ba.)、せいじろう(Gt.)の4人からなる東大阪発のバンド、LoopsTopです。大阪を中心に月に2、3本ライブをしています。音楽の方向性としては、J-POPをはじめとするポップスであったり、令和を感じられる雰囲気の楽曲を多く作っています」
―では、今回のプロジェクト「from00」に参加したきっかけは?
「活動を開始して2年ほど経ったんですけれど、まだ世の中に発表している楽曲数が少なくて。このプロジェクトをメンバーとして盛り上げつつ、世の中にぼくたちのことを知ってもらう良い機会になると思ったので、参加させていただきました」
―今回、同世代のクリエイターがA&Rとして楽曲制作に参加したんですよね。いかがでした?
「A&Rとして担当してくれたmaikaさんは、本当に明るくて気さくな人でした。年齢が近いというのもあってコミュニケーションが取りやすかったし、色々とクリエイティブに動いてくれたのがありがたかったです。
普段の音楽活動では、はやたが作曲・編曲したうえで、メンバーに確認を取って進めることがほとんどなので、制作を客観視してもらうことが今までなかなかなかったんですよ。だからこそ今回のプロジェクトでは、楽曲のデモに対して客観的な意見をいただけたのが嬉しかったですね。自分たちが良いと思ってつくったものが、はたから見た時にどう思われるかまでを考えて仕上げられたことが、1番良かったと思います」
―活動をするなかで印象的なエピソードがあれば教えてください。
「maikaさんをはじめ、バンドの外の人から多くのアドバイスをもらったことです。セルフプロデュースじゃないからこその経験がたくさんできたし、そこが1番印象に残っていますね。
あと、MVの撮影に「ニンテンドー3DS」のカメラを使ったことも印象的でした。これはmaikaさんのアイデアで、『3DSで撮ったらエモい映像が撮れるんだよー』って教えてくれたんです。そんな発想があるんや、って思って。衝撃的でした(笑)」
これまでのスタイルに囚われない楽曲が出来上がった

―では、今回の楽曲『愛よ』について聞かせてください。まず、楽曲テーマとして「AIとの共存」を提示されたときの率直な感想は?
「移動中の車内でこのテーマを知ったんですけど、まずはコンセプトとしての『AI』ってなんだろう、っていう話で持ち切りになって。提示されたものを楽曲としてどこに着地させるかっていうのは1番苦労しましたね。
いま、将来の仕事がほとんどAIに奪われるんじゃないかと言われていますが、音楽は人と人とのコミュニケーションだと思っています。最近だとAIも曲を作れるけれど、それを聴いても何も感じられなくて、やっぱり音楽は人間が作らないといけないものだと考えています。そういった想いと、いまの深刻な状況を、深刻そうに聞こえないキャッチーなメロディーで包んで届けようと考えながら制作しました」
―ズバリ、どんな楽曲が出来上がりました?
「平成のJ-POPを彷彿とさせる楽曲が出来上がりました!
はじめは、AIから連想して、電子音などの音をいっぱい入れようかという話も出たんですけど、それだと埋もれちゃうかもしれないと思って。差別化を図り、ステレオタイプなイメージに抗うために、普段のぼくたちのスタイルである『令和っぽさ』とは少し離れた雰囲気の曲が仕上がりました。
AIというテーマを投げられたからこそ、ここまで振り切って楽曲制作ができました。これまで作ってきた中でもかなり、満足のいく作品が出来たという自信があります」
―楽曲で注目してほしいポイントがあれば教えてください。
「2番のAメロですね。ドラムとボーカルがメインのセクションで、ライブだと3人は何も弾いてないという状態になるんです。盛り上がりとオチの区別をしっかりつけられているという意味でも、お気に入りポイントです。
他には、ベースラインを考える時に人間味を意識して作ったり、曲の最後の部分でギターを弾くテンポを速くしてみたりと、メンバーそれぞれがこだわりを持って演奏しているので、その点も楽しんでもらいたいです」
―最後に、どんな人にこの楽曲を聴いてほしいですか?
「ぼくたちと同世代の、10代や20代の若者に聴いてもらいたいです。同い年ぐらいの層をメインターゲットして曲を届けているということもありますが、それだけでなく、今回の曲は平成生まれに刺さると思います!」
―ありがとうございました!

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【Artist】LoopsTop
東大阪発の4ピースバンド。2024年5月に結成、7月より本格始動。
優太(Vo)のハイトーンボイスを武器に、リスナ一の心に届き、その歌声がみんなの心の支えになるような曲を展開。メンバーそれぞれ異なる音楽ルーツを活かし、新しい現代の音楽シーンを作ろうと作曲を心がけている。 pic.twitter.com/SSKnrCEy86— from00 (@_from00) May 21, 2026
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@from00_
配信情報
5月13日リリース『正体』/from00 feat.Lufure
5月20日リリース『MIGAKU』/from00 feat.千夏
5月27日リリース『愛よ』/from00 feat.LoopsTop
6月3日リリース『ハルシネーション』/from00 feat.KITOKA
6月10日リリース EP『きみは なにもの』/from00
text:Yuzuki Nishikawa






