Steenz Breaking News

個人も参加可能に!使用済みノートを生まれ変わらせる「つなげるーぱ!」の輪、拡大へ【Steenz Breaking News】

個人も参加可能に!使用済みノートを生まれ変わらせる「つなげるーぱ!」の輪、拡大へ【Steenz Breaking News】

世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする、「Steenz Breaking News」。今日は、使用済みノートを循環させるプロジェクト「つなげるーぱ!」についてご紹介します。

約4,360万冊の使用済みノートの約4割は燃えるゴミになってしまう

コクヨ株式会社の調査によると、全国の小学生約622万人が1人年間に7冊ずつノートを使用しており、年間消費量は約4,360万冊にもなるそうです(2023年時点)。一方で、そのうちの4割は使用後ゴミとして燃やされていることも明らかになっています。

 

近年、紙製品をリサイクルする取り組みは世間的にも浸透しつつあるため、4割も焼却処分されていることに驚いた方もいるのではないでしょうか。

使用済みノートを循環させるプロジェクト「つなげるーぱ!」

コクヨ株式会社では、2023年10月から使用済みノートを回収し、新しいノートをつくる「つなげるーぱ!」というプロジェクトをスタートしています。開始当初は、全国の小学校を対象に使用済みノートの回収を実施。これまでに、全国315校、約93,470名の児童が参加し、6,107kg(51,187冊)のノートを回収したそうです。

回収されたノートは新しいノートの表紙に生まれ変わります。できあがったノートの表紙をよく見ると、多様な色の紙片が確認できるそうです。また表紙には、絶滅危惧種の動物のイラストを採用。ノートを使用することにより、子どもたちが絶滅危惧種について知る機会にもなるのです。ちなみにコクヨの公式サイトには、動物たちが絶滅危惧種に指定された理由を知れるコンテンツもあります。気になる方は覗いてみてください。

3月25日から地球上の全員で取り組む「つなげるーぱ!」に

小学校を対象に取り組んできた「つなげるーぱ!」ですが、 2026年3月25日より一般の方も参加対象になりました。

同プロジェクトに協力している全国の文具ストア25店舗に、専用の回収ボックスを設置するとのこと。回収後は古紙回収センターで分別などがおこなわれ、製紙工場へ運ばれ製品の材料になるそうです。その後、コクヨ工業滋賀に送られ、新しいノートの表紙に生まれ変わります。

金属またはプラスチック製のリングノートや表紙が樹脂製の手帳など、紙以外の素材を含むものは回収できないそうです。取り組みへの参加を考えている方は、注意しましょう。

使用済みノートを無駄にせず次の世代へつなぐ

使用済みノートの焼却処分量の削減につながる「つなげるーぱ!」。環境負荷の軽減になるだけでなく、生まれ変わり、再び子どもたちが使用できる点も良いですよね。もし自宅に使用済みノートがある場合は、ぜひとも取り組みに参加してみてください。

Reference:
子どもたちが大人になる上で必要な、社会を変える力を養うために。ノートのリサイクルに自主的に関わる体験を|KOKUYO
つなげるーぱ|コクヨ

Text:Yuki Tsuruda

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Yuki Tsuruda

ライター

鹿児島県在住のフリーライター。販売職や事務職を経験後、2020年5月からフリーランスのライターへ。執筆ジャンルは、ものづくりやSDGsなど。

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