
こんにちは、現在ニューヨークの大学で演劇を専攻しているみちほです。今回はかつて治安が最悪と言われていたものの、近年再開発が進んで人気エリアになったLower East Sideについてお伝えしたいと思います。
Lower East Sideの歴史
ニューヨークのLower East Sideは、マンハッタン南東部にある地区で、移民の歴史と深く結びついています。19世紀にはドイツやアイルランドからの移民が多く住み始め、労働者階級の人々が集まる地域として発展しました。19世紀後半から20世紀初頭にかけては、東ヨーロッパのユダヤ系移民やイタリア系移民が大量に移り住み、人口密度の高い移民地区となりました。
20世紀中ころにはプエルトリコ系や中国系など新しい移民が増え、同時に貧困や失業の問題も広がり、1970〜80年代には犯罪率が高く治安が悪化しました。しかし1990年代以降、ニューヨーク市全体で治安対策や再開発が進み、犯罪は大きく減少。現在のLower East Sideは、アートや音楽、レストランなどが集まる文化的で人気のあるエリアと変化し、かつてよりも安全な地域へと変化しています。
わたしの生活圏はUpper West Sideというマンハッタンの中でもほぼ逆の方面にあるため、Lower East Sideにはなかなか訪れないのですが、冬休み中に友達と遊ぶ機会があり、とても素敵なエリアだったので紹介したいと思います!
まずは韓国料理屋「 Kisa 」でランチ
まずわたしと友達が訪れたのは、韓国料理屋 「Kisa」。ここは友達が見つけてくれたレストランで、初来店。
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メニューはとてもシンプルで、メイン料理を一つ選ぶと、ご飯と「バンチャン(반찬)」と呼ばれる小皿のおかずが沢山ついてきます。わたしはメイン料理にプルコギ、友達はスパイシーポークをチョイス。ご飯を待っていると、麩菓子にきなこをまぶしたようなお菓子(?)がお通しに出てきました。口の中の水分を全部持っていかれましたが、ほんのり甘く優しい味でかなりおいしかったです。
そしてついに料理が到着。メインに加えて7つの小皿、さらにご飯とスープという、友達とふたりで思わず声をあげてしまうほどのボリュームでした。豆腐、野菜、魚、鶏肉など、さまざまな具材がとてもバランス良く入っており、栄養が偏りがちな大学生にとってはなんとも嬉しい組み合わせ。友達と1時間くらいかけてなんとか完食しましたが、動けなくなるほどの満腹感。ふたりで腹ごなしの散歩を決意して、お店を後にしました。

散歩中に見つけたフォトブース
Kisaを後にしたわたしわたしたちは、ほど近いOrchard Streetを南の方へ歩きました。ちなみにこの日は、NYを襲ったブリザード(暴風雪)の直後。そこらじゅうに雪がありとても歩きにくかったですが、いつもとは違うニューヨークの景色を見ることができてラッキーでした。
Orchard Streetには沢山のバー、カフェ、セレクトショップなどが並びます。中でも有名なのが、有名なピクルスと本を扱う古本屋 Sweet Pickle Books。小さな店内にピクルスと本がびっしりと並んでいる光景は、なかなか面白かったです。また、この通りには日系のブランドも出店していて、ジェラートピケやSNIDELの店舗もあり、ウィンドウショッピングをするだけでも様々な文化を感じることができます。
そんな中、わたしと友達は通りがかったお店の中に大量のフォトブースが入っているのを発見し、足を止めました。AUTOPHOTO | Photobooth Gallery & Museum は、ニューヨーク初のアナログフォトブースギャラリー・博物館で、完全に修復された7台のヴィンテージフォトブースで写真を取ることができます。日本のプリクラや韓国のフォトブースとも違う、その場でとった写真が現像されて出てくる昔ながらのフォトブースです。

金額は1回9ドル、撮った写真が出てくるまでに約3分と、かなりコスパもタイパもが悪いと言えば悪いですが、アナログ写真機の歴史や仕組みの展示、特徴の違う写真機の比較、そして実際に現像にかかる時間をリアルに体験できるという意味で、わたしはとても楽しめました。
出てきた写真は、色味や質感がデジタルフォトブースでは再現できない味を出していて、素敵な仕上がりでした。
Orchard Street その他おすすめスポット
Orchard Streetには他にも沢山のおすすめスポットがあるので、リスト形式で紹介したいと思います。
- K&M Camera
カメラとその機材を扱うお店。店内にはフィルムカメラ、デジタルカメラ、ポラロイドなど様々な種類のカメラがびっしり。写真好きにはたまらないお店。

- Okiboru House of Tsukemen
行く度に行列がある人気のつけ麺屋さん。魚介系のスープが美味しいです。アメリカでは珍しいカウンタースタイルなので、ひとりで行っても気まずくない。
- Coming Soon
ビビッドな色使いが特徴の家具・雑貨屋さん。個性的な形の壁掛け時計やコースターなど、人とは違う雑貨がほしい人におすすめ。

春学期が始まり、忙しさにのまれてわたしはなかなか遊びに行くことはできていませんが、Orchard Strreet以外にも沢山の素敵な通りがあるので、皆さんもニューヨークを訪れて少しディープなお店をチェックしたいときにはぜひLower East Sideを訪れてみてください。
今回はLower East Sideについてお伝えしましたが、次回は真冬のニューヨークでのアパート生活について、より詳しくお話しできればと思います。 最後までお読みいただきありがとうございました!
島﨑みちほのプロフィール
ニューヨークの大学に通う東京都出身の大学1年生。演劇の舞台制作、特に照明・舞台監督・プロデュースを勉強中。










