
世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする「Steenz Breaking News」。今日は、「サステナブルコスメアワード2025」についてご紹介します。
サステナブルコスメアワードとは?
あらゆる場面で、サステナブルなものが選べるようになりました。特に日常的に使っているものこそ、環境や社会に配慮したものを選びたい、と考えている人も多いはずです。たとえば、コスメ。日々さまざまな商品が発売されている中で、SDGsなアイテムを探す際に参考になるのが「サステナブルコスメアワード」です。
SDGsの視点を評価基準に、成分はもちろん、原料生産から製造、販売、廃棄までの全ての製品のライフサイクルを評価、審査、表彰するアワードになっています。2025年度のアワード表彰式が3月20日に行われたばかり。各賞を受賞したアイテムをチェックしましょう。
基本性能も高いのがうれしい「TAEKOサンスクリーン」
殿堂入りとなったのは、伯東株式会社の、石けんで落とせる日焼け止め美容液「TAEKOサンスクリーン」。伯東は、エレクトロニクス×ケミカル領域、商社×メーカーのハイブリッド企業です。その高い技術力を生かし、SPF50+などサンスクリーンとしての高い基本性能の他、UV耐水性★★や、紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)、ゴーグルの中で目にしみない、石けんで落とせるといった高機能性と環境配慮を同時に持たせています。

発売以降も改良を重ね、パッケージの粧箱をサトウキビの搾りかすを使用したバガス紙へ変更、キャップはプラ使用量を約 1/3削減するなどしています。さらに、サンゴ礁再生活動サポートや、森林再生にも参加するなど、会社としてのSDGs活動も盛んにおこなわれています。
また、世界的にサンゴが共生している褐虫藻を放してしまう「白化」が問題となっています。そうした中で、海洋生態系に対して、日焼け止めに使用される成分が与える影響を考慮している点なども評価されました。
採取法までサステナブルな「ホワイトバーチモイストウォーター」
GOLD賞を受賞したのは、株式会社AMRITARA(アムリターラ)の「ホワイトバーチモイストウォーター」。保湿力の高い北海道産の白樺樹液を用いた化粧水です。

木々が水を吸い上げ始める4月中旬の2週間に、北海道美深町を中心としたエリアで白樺の樹液が採取されています。幹に小さな穴を空け、樹液を採取し、採取し終われば栓でふさぐという伝統的でサステナブルな採取法を取っているそうです。また、環境に配慮したパッケージや容器を採用し、地域の方々との協働、店舗での空き容器の回収もおこなっています。

素材が採取法も含めてサステナブルであることや、最後の一滴まで使える詰め替え容器になっている点などが評価されました。
小さな島生まれのオイルを使った「タマヌUVケアクリーム」
2025年度から新設された賞もあります。透明性の高いサステナビリティをテーマに、消費者と生産者をつなぐ“顔の見えるコスメ”を表彰する特別賞「UPDATER賞」です。新たなこの賞を受賞したのは、ナウレの「タマヌUVケアクリーム」。ナウレは、沖縄県宮古島の北にある池間島で生まれたスキンケアブランド。池間島で「タヌマ」と呼ばれている「テリハボク」の木の実を絞って作ったオイルからスキンケア商品を販売しています。

「タマヌUVケアクリーム」は、タヌマオイルを始めとした自然由来原料100%のUVクリーム。UVケア、保湿、下地を兼ねる高機能なクリームです。海岸沿いの共有地にテリハボクを植樹、原料の種を収穫することで、宮古・池間島の美しい海を守っていく活動になっています。
そうした宮古島の自然を守る循環型製法や地域雇用への貢献などが評価され、UPDATER賞の受賞となりました。
ギルトフリーなスキンケアを
毎日使うスキンケアアイテムがサステナブルなものになると、いつもの行動や生活が自然と環境に配慮したものになっていきます。香りや色、テクスチャーに加えて、サステナブルかどうかもコスメ選びの基準のひとつに取り入れてみてくださいね。
Text:Itsuki Tanaka






