
「気になる10代名鑑」の1253人目は、 優奈さん(18)。不登校の経験から編み物にハマり、ファッション小物から洋服までを手掛けています。いつかディズニーのパレード衣装制作に関わることを目標に挑戦を続ける優奈さんに、印象的な出会いを生んだ編み物クラブの話やクリエイティブに影響を与えたものなどについて、あれこれ聞いてみました。
優奈を知る5つの質問

Q1. いま、力を入れていることは?
「編み物に夢中で、自分で制作した作品の販売にも取り組んでいます。
それ以外にも、興味を持ったことには積極的に取り組むようにしていて。イヤーマフなどの身につける小物から、着る洋服まで制作することもあって、編み物の延長線上として服づくりにも挑戦しています。
4月にあった文化服装学院の入学式も、自分で編んだ服を着て参加しました」
Q2. 活動を始めたきっかけは?
「編み物を始めたきっかけは、高校1年生のときでした。卒業する先輩に小さな花束を渡したかったんですが、『編んだ花なら枯れずに手元に残る』と思って、花を編んでプレゼントしたことがはじまりです。
もともと幼い頃から祖母の影響でものづくりが好きで、小さい頃に編み物を教えてもらったこともありました。また、小中学生の頃には不登校の時期を経験し、その間に羊毛フェルトやレジンなど、さまざまなものづくりに触れる中で、手を動かして何かを生み出す楽しさを感じるようになっていて。
そうした経験もあり、高校に入って改めて編み物に触れたことで、より深くのめり込むようになりました。さらに中高生になってからは、古着が好きな両親の影響もあり、ファッションにも興味を持つようになって。リメイクや、現在特に力を入れている編み物でのファッション小物や洋服の制作にも挑戦するようになりました」

Q3.活動する中で、印象的だった出来事は?
「『編み物クラブ』で出会った人たちです。Instagramで見つけ、昨年10月に初めて参加しました。高校生の参加者がいなかったこともあり、最初はとても緊張していましたが、主催の人や参加者があたたかく接してくれて、それ以来何度か参加しています。
参加者は毎回同じではないため、行くたびに新しい出会いがあるのも楽しみのひとつです。海外の人が参加していることもあり、英語は話せなくても『かわいい』と声をかけてもらえることもあるんです。わたしの周りには編み物をしている人があまりいないので、同じ空間でいっしょに編み物ができること自体がとても刺激になっています。
また、他の人の作品を見ることで新しい発見も多くあります。かぎ針や棒針、輪針など道具による表現の違いや、それぞれの配色やデザインを見ることは、自分にとって大きな学びになっています」
Q4.自身のクリエイティブに影響を与えたものは?
「テーマパークのショーやパレードの衣装に特に影響を受けています。物語の世界観やその時のパレードのテーマが衣装で表現されているのを見て、いつか自分もその制作に携わりたいと思うようになりました。ショーを見ると、『この衣装はどんなイメージやシーンを表現しているのだろう』と考えながら見るのが楽しみでもあり、学びにもなっています。
また、海外のディズニーを訪れたときに見たパレードも印象的でした。日本とはまた違ったデザインで面白かったですが、同時に、日本の衣装の細かな作り込みや繊細な表現の魅力も改めて実感しましたね。
幼い頃からディズニーは身近な存在で、いまでも予定を合わせて家族で行くことが恒例になっているほどです。パークに入る前からのワクワク感は、何度行っても変わらず、大きくなってからはパレードを見るのが楽しみになりました。
いつか自分も、そうしたテーマや物語の世界観を自分なりに落とし込みながら、服づくりに表現していきたいと思っています」
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Q5. 将来の展望は?
「将来も、いろいろなことにチャレンジし続ける人でありたいと思っています。その中で、大好きなディズニーのパレード衣装の制作に関わることが目標のひとつです。世界観やテーマを衣装で表現し、人の心に残るような衣装づくりに携わりたいと考えています。
また、自分の好きと感じた気持ちを大切に、これからもものづくりを続けたいです。新しいことに挑戦する中で表現の幅を広げ、多くの人や価値観との出会いを大切にしながら成長していきたいです」

優奈のプロフィール
年齢:18歳
出身地:東京都
趣味:編み物 ディズニーに行くこと、コーディネイトを考えること
特技:ギター
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Photo:Nanako Araie
Text:Honori Kukimoto






