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ギャレンタインとマイナス45℃のブロードウェイ Ai in New Jersey #13【Steenz Abroad】

ギャレンタインとマイナス45℃のブロードウェイ Ai in New Jersey #13【Steenz Abroad】

ハッピーバレンタイン💝2025年8月からアメリカに留学しているAiです。
今回は、バレンタインとそれ以外にもイベントもりだくさんの2月の過ごし方について、お届けします!

日本にはないバレンタインの過ごし方

アメリカには、「Galentine(ギャレンタイン)」といい、バレンタイン前日の2月13日に、女性同士が友情を祝い、プレゼント交換や女子会を楽しむ文化があります。「女の子(Girl)」と「バレンタイン(Valentine)」をかけ合わせて出来た言葉で、欧米発祥です。

わたしは、13日には日中に友達とお出かけして、大好きなチキンのお店に行ったりアイスを食べたりしました。そして、夜にはギャレンタインのために購入した赤いドレスを身に纏って、色んな写真や動画を撮ったり料理を作ってみんなで食べたり! 最高のガールズナイトでした❤︎

日本とは真逆!?14日は男性から女性に贈る日

バレンタイン当日の文化も日本とアメリカはかなり異なります。日本では、女性から男性にチョコレートを渡すことが一般的ですが、アメリカでは、男性が意中の女性に薔薇の花束や、チョコレートなどを渡します。また、必ずしもチョコレートを渡す必要はなく、手紙やドーナツ、ぬいぐるみなど、色々なプレゼントの種類があります。

ホワイトデーは日本の文化

日本ではバレンタインのお返しとして、3月14日のホワイトデーに男性が女性にプレゼントを返すことが多いですが、アメリカにはその文化は存在しません。気になったので調べてみると、なんとホワイトデーは日本発祥でアジアの一部の習慣らしいのです。。起源は諸説あるようですが、福岡の老舗菓子店がバレンタインのお返しとして「マシュマロデー」を提案したのがきっかけだとか。

大寒波のブロードウェイウィーク、チケットは半額!

2月はバレンタイン以外にも盛りだくさん! 待ちに待ったNYCブロードウェイ・ウィークがやってきました!

NYCブロードウェイ・ウィークとは、ニューヨーク市が年2回(夏と冬)に開催しているキャンペーンで、ブロードウェイショーのチケット1枚分の料金で2枚購入できるというもの。すべての作品が対象というわけではありませんが、普段は高額なミュージカルを人気作も含めて半額近くで観劇できるため、かなりお得です。2026年冬は1月20日から2月12日まで開催され、20以上の作品が参加しました。わたしは、いま映画化で話題にもなっている「ウィキッド」を観にいくことにしました。

2026年の冬は、例年と比べてもかなり厳しい寒波に見舞われています。わたしが住んでいるニュージャージー州では、1〜2月の外出にマフラーと手袋、ヒートテックやしっかりと体温を保てるジャケットなど、防寒対策が欠かせません。ただでさえ寒がりのわたしは外に出るのも億劫になり、ぬくぬくと部屋の中で過ごす日々が続いていました。

しかし、ニューヨーク州はニュージャージー州よりもさらに寒く、ブロードウェイがあるシティーエリアは特に高層ビルや大型の建物が多いためビル風が激しい地域。それでも「気合を入れていくか〜」とどこか甘く考えていました。

ニューヨークは突然のマイナス45℃を記録

ブロードウェイにいく前日にニュースを確認するべきだった……とあとから何度後悔したことか。ニューヨークでは、なんとマイナス45℃を記録し、緊急事態宣言まで発令。凍死や低体温症による死者も報じられていました。それを知らないまま、わたしは数日前に確認していた気温でニュージャージー州より少し寒いくらいだと勘違いしたまま当日を迎えました。

友達の車で最寄駅へ向かい、ニューヨーク行きの電車に乗るために外へ出た瞬間。強風が直撃……(泣)「あれ、これなんかいつもより寒くないか……?」おしゃれをしてブロードウェイを観に行きたいと考えていたわたしは、マフラーとジャケットも持って行っておらず。代わりにカイロを何個も体に貼り付けていたのですが、ニューヨーク到着して、あまりの寒さに絶句しました。手は凍傷しかけていました。そこで、合流する予定だった友人にマフラーをお願いして、なんとかしのぐことができました。

念願のブロードウェイ!

全体で2時間30分の公演でしたが、体感は1時間ほど。あっという間にカーテンコールを迎えました。キャストは、ブロードウェイでは少なめの28名でしたが、歌や演技を観ていたときはとても多人数に見えるほどの迫力でした。プロの凄さを改めて実感しました。幼いころからウィキッドやオズの魔法使いに親しんできたわたしにとってこの作品は特別な存在です。この歳になってもやはり感動するなあとしみじみしていました。

ブロードウェイでの観劇は6歳のとき以来。当時は子供用のクッションを椅子に置き、必死に観ていたのにいまでは後ろに座る子供が見えるように屈むほどに成長していました。

作品を見たときの感動は当時のままだけど、台本の面白さや衣装、照明や舞台装置など、歌ばかりに注目していたあのころと比べて、いまだからこそ感じられるものが沢山ありました。

#写真3

Ai(渡邉亜衣)のプロフィール

北極に魅せられた国際活動家であり、音楽を軸に生きる表現者。17歳で訪れたグリーンランド最北のカナック村での経験をきっかけに、気候変動や地域社会への関心を深め、2023年にはドバイで開催された「COP28」に登壇し、現地の声を国際社会に届けた。音楽の分野では、国内外でライブを企画・出演しながら、社会との接点を模索。現在は国際バカロレアの知見を活かし塾講師として働く一方、大学で自らの活動をさらに深めている。

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Ai

2005年生まれ、神奈川県出身。立教大学 Global Liberal Arts Program 在学中。高校時代にはグローバルビジネスコンテストで世界一を受賞し、さらにグリーンランド最北のカナック村での体験をもとに、2023年にはドバイで開催された「COP28(国連気候変動枠組条約締約国会議)」に登壇するなど、国際的な舞台で活動を広げてきた。一方で、音楽分野では全国表彰の受賞や国内外でのライブ主催を行い、社会課題と音楽を結びつける表現に力を注いでいる。芯のある中音域とソウルフルな表現力を強みとし、演歌からゴスペルまで幅広いジャンルを歌いこなす。国際バカロレア(IB)資格保持者で、現在は留学生ライターとしても活動し、2025年夏からニュージャージーに留学している。

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