
「気になる10代名鑑」の1178人目は、望月悠樹さん(17)。相方を誘って、漫才コンビ「ランチャーム」を結成させ、ボケ担当として部活とお笑いの両立に励む高校生です。NONSTYLEに影響を受け、彼らのネタを見て勉強したという望月さんに、活動での悩みや将来の展望を伺いました。
望月悠樹を知る5つの質問

Q1. いま、いちばん力を入れている活動は?
「相方の本多緑と『ランチャーム』というコンビを組んで、高校生お笑い芸人として活動しています。
学内では、学園祭などのイベントで漫才を披露したり、数ヶ月に1回お笑いライブを開催したりしています。1度の単独ライブで、多いときには漫才とコントを合わせて8本のネタをやりました。先日、NHKの『沼にハマって聞いてみた』という番組で、お笑いハマったさんとしてランチャームとこの単独ライブを取り上げていただいたんです。
外部では、『ハイスクールマンザイ』という高校生のお笑い大会に出て、2年連続で準決勝まで進みました。他にもM-1やキングオブコントなどの大会にも挑戦しています。大会だけでなく、下北沢でのアマチュアのライブにも月に1回ほど出てネタを磨いています」

Q2. 活動にあたってのファーストアクションは?
「中学1年生のときに、席が隣同士だった本多に声をかけたのが始まりです。
当時中学3年生だった先輩が学年の掲示板でお笑いサークル『ワラウカドニハフクキタル』の宣伝をしていて、本多といっしょに入会しました。
もともと人前で話すのが好きでお笑いも好きだったから、いいチャンスだと思って挑戦してみたんです。文化祭での漫才以降、お笑いをする側も楽しいんだということに気づけた、いい経験になりました」
Q3. 影響を受けた人物は?
「コンビ結成からしばらくは自分がネタを作っていたのですが、そのときはお笑いコンビNONSTYLEに影響を受けていました。
NONSTYLEは、自分がお笑い好きになったきっかけでもあるんです。最初はまだまだ未熟で、参考にしていたどころかほぼパクリのような感じでしたね(笑)。
ただこのパクリをする過程でNONSTYLEの漫才をたくさん見て真似することで、抑揚や動きなどの表現力を磨くことができました」

Q4. 活動の中で、悩みがあれば教えてください。
「学校生活との両立に苦労しました。
所属している野球部で部長を務めていて、休日には部活があります。多いときは月2、3回外部のライブに出ているのですが、部活の後にライブに向かうというスケジュールの日もたくさんあって……。
それでも、外部でのライブでは友だちに見せるときとはまた違う楽しさがあると思っていて。友だちはいっしょに楽しんでいる感じですが、外部のライブだと真剣勝負みたいな。自分たちのネタがどのくらい通用するんだろうという楽しさがありますね。
あとは、声量が足りないことや高校生であるということに壁を感じています。
会場内で聞き取りやすいように役を演じるのが難しくて。野球だと声が出るんですが…..(笑)。
そして、高校生というだけで漫才に説得力がなかったり、大人から見て面白いネタをできているのかという葛藤もあります。教室で友だちにネタを披露しているときと、ライブで知らない大人に披露しているときで、反応が違うこともあって。でも、高校生だからできることや面白いことを忘れずにやっています」
Q5. 将来の展望は?
「まずは来年のハイスクールマンザイで優勝したいです。
これまで5年間お笑いをやってきて、まだ結果を残せていないので……。あとは高校卒業まで相方の本多とお笑いをやり尽くすことです。実は、相方の本多にも言っていなかったのですが、将来獣医になりたくて。
恐らく大学は別れてしまいますし、相方は大学でお笑いサークルに入っていっぱいコンビを組みたいと言っているので、本多の書くネタに、最後までしっかり答えていきたいです。
お笑いはネタを書けないときついし、大学お笑いのようなバトル形式があまり得意ではないんです。でも、自分が始めたいと言って始めたものだから、最後までやり切りたいですね。『ハイスクールマンザイ』まではお笑いと部活の両立を頑張ります。卒業後は、お笑いのいちファンに戻ると思いますが、相方本多の活躍を応援しています」

望月悠樹のプロフィール
年齢:17歳
出身地:東京都渋谷区
所属:渋谷教育学園渋谷高等学校、ワラフカドニハフクキタル
趣味:野球、お笑い
特技:けん玉、ティーバッティング
大切にしている言葉:遊ぶのが子供の仕事
Photo:Nanako Araie
Text:Haru Ninagawa






