
「気になる10代名鑑」の1164人目は、マリーナさん(17)。幼いころから社交ダンスと障害馬術に取り組み、大会で数多くの結果を残してきました。現在は障害馬術でオリンピックを目指しているというマリーナさんに、夢を追いかけることになったきっかけや将来の展望について詳しく聞いてみました。
マリーナを知る5つの質問

Q1.プロフィールを教えてください。
「小学1年生のときから、社交ダンスと障害馬術に取り組んできました。ダンスでは、小学校4年生で全日本2位、中学生のときに、全日本でスタンダード部門とラテン部門で優勝、その後U25のアジア選手権に日本代表として出場しました。
現在は社交ダンスを一時休止し、障害馬術に注力しています。こちらは、小学5年生で全日本に初出場しました。コロナの時期に一度競技から離れていたのですが、高校1年生の夏から再開し、10月の国体で5位と7位に入賞しました」
この投稿をInstagramで見る
Q2.活動において大切にしていることは?
「体力は何よりも大事ですね。
障害馬術では、コースを周りながら120センチのバーを飛ぶ必要があるのですが、前のめりになったり、着地の衝撃があったり、左右のコントロールが求められる競技なので。コースにも戦略があって、全部細かく自分の頭のなかで考えなきゃいけない。人間といっしょで馬にも特徴や癖があるから、それも把握していないといけないんですよね。
思考が途切れた瞬間にそれらがすべて崩れるので、ランニングや体幹トレーニングを欠かさずおこなっています」

Q3.影響を受けた人物は?
「特定の人物はいないのですが、2018年の平昌オリンピックが印象に残っています。
ちょうど物心がついてきた歳で、アスリートたちがメダルを懸けて戦う姿をテレビで見て、わたしも同じ舞台に立ちたい!と強く思いました。
ほかに、アニメの影響もあります。『メダリスト』や『ユーリ!!! on ICE』ですね。
どちらもフィギュアスケートがテーマなのですが、たった数分で決着がつくし、自分が失敗したときはその場でわかってしまう。そんなときのメンタルの保ち方は馬術の参考にもなっています。なにより、オリンピックに出たい、試合で勝ちたいという執念や熱い気持ちが見られるのが好きですね」

Q4.活動をしている中で、印象的だった出来事は?
「乗馬、社交ダンスともに、はじめて試合に出たことはいまでも忘れません。出場前に手が震えて、自販機に1000円札を入れられなかったことを覚えてます(笑)。
いまでは、メンタルコントロールもできるようになりました。
普段やっていることをいかに本番で実践できるかというだけなので、『試合はもっと上に行くための通過点だから緊張する必要はない』『これまで何百本と飛んできた障害のうちの一回くらい、失敗くらいしてもいいんじゃないか』というくらいに考えていますね。
試合前は、ストレッチや大好きなクラシックを聴くことをルーティンにしています」
Q5.将来の展望は?
「人生のなかで、何かを成し遂げた人間になりたいと強く思っています。そのうちのひとつが、オリンピック出場ですね。スポーツ界の最高峰の舞台に行って、優勝に手が届くようなひとになりたいです。
あとは、障害馬術をもっと活性化していきたいです。日本のなかではマイナーなスポーツなので……。そのためにももっと活躍して、メディアへの露出や社会への働きかけも増やしていきたいと考えています」

マリーナのプロフィール
年齢:17歳
出身地:群馬県
所属:関東学園大学付属高等学校、群馬県馬術連盟所属
趣味:乗馬・筋トレ・ピアノ・絵を描くこと・社交ダンス
特技:運動全般・絵を描くこと
大切にしている言葉:諦めない、面倒くさがらない
マリーナのSNS
この投稿をInstagramで見る
Photo:Nanako Araie
Text:Yuzuki Nishikawa






