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誰もが自分の人生を楽しめる社会を作りたい。ダンスで「好き」を届ける大学生【本間巴菜・19歳】

誰もが自分の人生を楽しめる社会を作りたい。ダンスで「好き」を届ける大学生【本間巴菜・19歳】

気になる10代名鑑」の986人目は、本間巴菜さん(19)。来年からダンスのインストラクターとして生徒にダンスを教えるために、ダンスや振り付けづくりに力を入れています。「好きを大切にしてほしい」という思いを軸に活動する本間さんに、ダンスを通して伝えたい思いを詳しく伺いました。

本間巴菜を知る5つの質問

Q1. いま、いちばん力を入れている活動は?

ダンサーをしながら、いまは来年からインストラクターとして教えるために、自分のダンスの分析をしています。

小学1年生からダンスを続けていますが、ひとに教える立場として、もっと自分のスタイルを確立させていきたいと思っていて。音の取り方、自分が表現したい感情を意識しながら踊るようにしています。

正直、まだ自分のスタイルは確立していません。でも、得意とするのは音にしっかりとはまる正確なダンスです。あわせて、抑揚や緩急を取り入れていく柔軟性も強みだと思っています。

その正確な動きを軸にして、いままで経験してきたいろんなジャンルも積極的に取り入れていきたいです」

 

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Q2. 活動をしている中で、印象的だった出来事は?

ダンスを見てくれた友人たちの、『踊っているときの笑顔が好き』『舞台上で目を引くダンスだったよ』という言葉です。

わたしはダンスに限らず、容姿や性格など自分にあまり自信がありませんでした。でも、自分が嫌いな部分さえも受け入れて、自信のなさがダンスから伝わらないように、舞台上では努めて楽しく踊るようにしていて。

友人たちの言葉を聞いて、もっといいものを届けようと強く思いました。いま、ダンサーとしての新しい挑戦ができているのは、そんな彼女たちのおかげです」

Q3. 活動するうえで、大切にしていることは?

「自分のダンスを見たひとの人生を少しでも面白くするエンターテイメントを届けたいです。そのために、自分自身が心から楽しむことが大切だと感じながら、日々踊っていますね。

実は、高校生のときに夢もなくてなにをしても楽しくない日々を過ごしていました。特別嫌なことがあったわけではなくて、ただ生きているだけでしんどくて。

そのなかでも、次のイベントまでは頑張ろうと思えて。イベントに向けて夢中で練習しているときはしんどさを忘れられましたね。

エンタメに生きる理由を与えられたようで、この経験から『エンタメを通して自分の人生も、誰かの人生も楽しくしたい』という目標ができたんです」

Q4. 活動を通して、実現したいビジョンは?

誰もが自分の人生を楽しめる社会であってほしいと思います。

同じような社会の流れや教育のなかで育っても、ひとりひとり熱中するものや好きなものは違います。その『好き』という気持ちから、人生の指針ができていくものだと思っていて。『好き』という気持ちが自分らしい人生の実現につながる社会になったらいいなと思います」

Q5. 将来の展望は?

ダンスを楽しいと思ってくれるひとを、ひとりでも増やしていきたいです。

個人として自分をより多くのひとに知ってもらうだけじゃなく、このひとに教えてほしいと思ってもらえるように、今年は自分のダンスを磨いていくつもりです。

でも、『誰もが好きなことを通して人生を楽しめる社会になってほしい』という目標が達成できるのであれば、裏方でも表方でも何でも挑戦してみようと思っています。いまは、目の前のダンスに向き合いながら、わたしなりの『楽しい』を届けていきたいです」

本間巴菜のプロフィール

年齢:19歳
出身地:神奈川県横浜市南区
所属:東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校
趣味:音楽・動画鑑賞、美味しいもの巡り
特技:ダンス、苦手を克服すること
大切にしている言葉:世界はもっと面白い、好きが増えると人生がより楽しくなる

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Photo:Nanako Araie
Text:Haru Ninagawa

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