Teenage Realities

空きコマや放課後はどう過ごしてる?ティーンの“スキマ時間”活用術【10代リアルVOICE】

空きコマや放課後はどう過ごしてる?ティーンの“スキマ時間”活用術【10代リアルVOICE】

タイムリーな話題から、カルチャー、さらには社会問題まで、さまざまなテーマについて、リアルな10代の声を聞くシリーズ10代リアルVOICE

今回のテーマは「学校での空き時間」。授業と授業の合間や放課後など、学校生活のちょっとしたスキマ時間をどのように過ごしているのでしょうか?友達と話したり、課題に取り組んだり、自分のペースでリラックスしたり……。リアルな休み時間や放課後をのぞいてみました!

1. 魅音さん「お菓子で会話のきっかけづくり」

ヴァイオリンを通じて人と人をつなぐことを大切にしながら、演奏活動や芸術祭の企画に取り組む17歳

「通信制の高校に通っていたので、学校に行くことは年に6回ほどしかしかありません。

学校時間は、同世代の友達ができる大切な時間なので、合間の時間はお菓子を配って会話のきっかけをつくっています。

新しい友達ができることも多くて楽しいです」

スコットランドのヴァイオリン留学で得た経験を胸に。音楽が生み出す「オンリーワン」を見つける【魅音さん・17歳】
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「気になる10代名鑑」の934人目は、魅音みねさん(17)。ヴァイオリンを通じて人と人をつなぐことを大切にしながら、演奏活動や芸術祭の企画に取り組んでいます。スコットランドの留学経験が印象的だったと話す魅音さんに、音楽に […]
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2. ゆいさん「羽子板大会で盛り上がる空き時間」

着を活用したファッションデザインや、子どもたちとの活動を通じてファッションショーの未来のために活動18歳

授業の空き時間は、羽子板を使って『羽子板大会』してました!

羽子板は手作りするんです。木を切って、割り箸をガムテープでぐるぐる巻きにして、自分たちの好きな絵を描いて。

羽子板トーナメントをしながら、楽しんでいました」

若者の声を服に。古着を通じて環境問題に向き合うファッションデザイナー【ゆい・19歳】
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3. 佐藤愛菜さん「コミュニティスペースで先輩に相談」

組織運営者と制作者という二つの顔を持ちながら、大学内コミュニティで、ファッションをテーマにさまざまなイベントに携わっている19歳。

学校の空き時間は、所属している団体のコミュニティスペースで過ごすことが多いです。

課題や、相談したいことを先輩に話したり、みんなで集まって作品作りに取り組んだりと、アットホームな雰囲気で、和気あいあいとしています。リラックスしながら作業をすることができるので、とても充実した時間になっています。

また、プロジェクト以外でチームメンバーと関われる貴重な時間でもあるので、積極的に交流するよう心がけています」

それぞれの“好き”に没頭できる世界にしたい!ファッションを軸に多方面で活躍するプロジェクトリーダー【佐藤愛奈・19歳】
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https://steenz.jp/40924/

4. まっちゃんさん「盛り上がりすぎるトーク、ひとり時間も大切に」

『人を楽しませる空間』をつくることをテーマに、大学内の学生の意見交流の機会を創出するイベントを企画している19歳。

友達と話している時間が何よりも楽しいです!

空き時間は、友達といることが多くて、気になっていることや、やりたいことなど、大盛り上がりの時間です。その時間が過ぎた時に『なんであんな話で盛り上がってたんだろう』という感覚が好きで。授業がはじまっても集中できないこともしばしば……。

ただ、友達がいないときや、ひとりで過ごす時間もちゃんとあって、その時には英語の勉強や、iPhoneに残しているメモを見返す時間にいています。

空き時間は、ぼくにとってかけがえのない最高な時間です」

キャンパスを盛り上げる鍵はヤギ?「全員の70点より、誰かの120点」を目指してイベント企画する大学生【まっちゃん・19歳】
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5. 水野美咲さん「ひとり時間で効率よく課題をこなす」

高校時代のインドネシアでの留学経験がきっかけとなり静岡で観光をテーマに活動している18歳

授業と授業の合間にできる空き時間は、実は私にとって一番効率よく動ける時間帯です。

レポートや、課題を進めたり、やるべきことを前倒しで片づけたりと。自分のペースで過ごせるこの時間が心地いいです。

家に帰ると、ついリラックスしてしまって手が止まってしまうので、学内で効率よく取り組めるよう意識しています。ときには、ベンチで目を閉じて15分ほど仮眠をとったり、課外活動の準備を進めたりして、無理せず気分を切り替えています

世界のお茶と静岡茶のブレンド体験を企画。バリ島留学をきっかけに静岡の未来のために活動中【水野美咲・18】
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6. 梅木岳人さん「おしゃべりからグルメまで!自由な時間を満喫」

紅茶農家や養鶏農家などを学びながら、生産から販売まで行う農業の6次産業化に実践的に取り組む19歳

「特別なことはしていないと思います。ただ、友達と話したり、YouTubeの動画を観たりして過ごしています

ほかにも、少し贅沢してご飯を食べに行くことも好きで。大学近くの今まで行ったことのないご飯屋さんに足をのばし、充実した時間を過ごしています」

転機は牡蠣漁師の見習い修行。農家をまわり「農業の6次産業」に挑む農大生【梅木岳人・19歳】
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7. 山崎陽奈さん「英会話カフェで国際交流」

NPO法人のメンバーとして、稲城市で放課後学習教室を開校するなど、教育支援をしながら活動する19歳。

放課後に予定がない日は、英会話カフェでいろんな国籍の人とおしゃべりしています。

英会話カフェは、お茶や軽食を楽しみながら英会話ができるカフェです。英語以外のアクセントにも触れられて、自然と語彙も増えていくので楽しんでいます」

それぞれの“好き”に没頭できる世界にしたい!ファッションを軸に多方面で活躍するプロジェクトリーダー【佐藤愛奈・19歳】
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「気になる10代名鑑」の946人目は、佐藤愛奈まなさん(19)。大学内のコミュニティで、ファッションをテーマにさまざまなイベントに携わっています。組織運営者と制作者という2つの顔を持つ佐藤さんに、活動をはじめたきっかけや […]
https://steenz.jp/40924/

8. 長谷川美晴さん「芝生で春を感じながら日光浴」

貧困による教育問題にアプローチするべく、大学でNPO運営やソーシャルビジネスについて勉強している19歳。

最近は、キャンパス内の芝生に座って日光浴をするのがお気に入り。

春の陽気がとても気持ちよくて、自然を感じながらひとりでのんびりするのが最高です。1人で作業している人も多くて、人目を気にせずゆっくり過ごしています」

子どもが堂々と夢を語れる社会に。支援のあり方を模索する文武両道の大学生【長谷川美晴・19歳】
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「気になる10代名鑑」の960人目は、長谷川美晴さん(19)。貧困による教育問題にアプローチするべく、大学でNPO運営やソーシャルビジネスについて勉強しています。今年は所属する空手部の活動とも両立させながら、ボランティア […]
https://steenz.jp/40959/

空き時間といっても、その過ごし方は十人十色。友達とのおしゃべりや自分時間の活用、目標に向かう作業の場として……。限られた時間だからこそ、自分らしく過ごすティーンたちの姿が見えてきました。今後も「10代リアルVOICE」では、ティーンの等身大の声を届けていきます!

これからも10代の関心ごとや、彼らのリアルな視点と声をお伝えしていきます!

Photo:Nanako Araie,Kaori Someya
Text:Serina Hirano

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Serina Hirano

ライター/ディレクター

ライター兼ディレクターとして、東京と静岡県・東伊豆町の二拠点で活動中。インタビュー記事を中心に、学生、スタートアップ、まちづくりの現場まで、取材・執筆・編集・企画運営まで一気通貫で手がけています。“今”を懸命に生きる若者を応援したいという想いから、2024年より10代のリアルな声を伝えるメディア「Steenz」に参画。

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