
「CLUB CEO」に登場してくれた10代をフィーチャーするシリーズ。今回は、 第一学院高等学校 名古屋キャンパスに通う、中野さん(18)です。
中野さんのプロフィール
年齢:18歳
出身地:愛知県愛知郡東郷町
所属:第一学院高等学校 名古屋キャンパス
中野さんのインタビュー
Q1. 「CLUB CEO」に出演して、どうでしたか?
「正直、社長のおふたりがどんな方なのか、しっかり話せるのか……色々と考えてしまって、出演前は不安でいっぱいでした。でも、実際に話し始めると、温かい空間、スタッフの方の優しさに包まれて、自然とリラックスして過ごすことができました。それに、ラジオ収録は、自分にとって新しい体験だったので高揚感もありました。
ただ、事前に話したいことを考えていたのですが、上手く言葉にできず、悔しさも残っています」
Q2. 番組の中で、印象に残ったお話や言葉などはありますか?
「株式会社南国酒家 代表取締役社長の宮田さんがおっしゃっていた『日本独自の中国料理』という言葉が特に印象に残っています。中国料理の美徳や美学を大切にしながらも、日本らしさを取り入れる難しさ、そして、新たな視点で挑戦し、道を切り開いていく宮田社長の姿勢に強い熱意を感じました。
現在、調理師を目指して、基礎知識や技術の習得に励みながら、特に、発想力を鍛えるためにフランス料理(創作料理)の考察を行っています。フランス料理の美学や伝統を尊重しながらも、新たなスタイルを構築することが、自分にとっての挑戦だと改めて実感しました」
Q3. 中野さん自身にも、何か影響はありそうですか?
「はい。例えば、フランス料理ではポルチーニなど香りの強い食材がよく使われますが、日本ではエリンギのようなマイルドな味の食材を活かすことが求められますし、フランス料理ではソースを3〜4種類使うのが一般的ですが、日本人には馴染みが少ないので1種類に絞るのもひとつの方法だな、とか、日本酒やタコなど、ヨーロッパではあまり食べられない食材を取り入れた料理を作りたいとか、異国の食文化を日本人好みにどう寄り添わせるのかを考えさせられました。
それに、新たなフランス料理を日本独自の『おもてなし文化』と組み合わせ、例えば、お寿司屋さんのようなカウンターで、シェフが目の前でサービスするフランス料理店というアイデアも面白いのではないかなど、新たな発想が湧いてきました」
Q4. 今後、どんなことに挑戦していきたいですか?
「高校卒業後は調理の専門学校に進学し、レストランの料理人を目指します。
銀座のフランス料理店で食事をした際に感動したので、将来的にはそのお店で働きたいと思っていますが、20年ほどは、ほかのレストランで修行を積み、技術を身につけた後にフランスに渡ったり、独立したりも考えています。あとは、気に入ったお店のシェフを務めるのも一つの選択肢かな、なんて。
今回の出演を通じて、料理の進化の根底には、異なる人の価値観や知識が共存しており、新たな道がひらかれていくのだと感じました。フランス料理は手間のかかる工程が多く、日本では取り入れにくい部分もありますが、異国の文化を活かしながら、日本ならではの工夫を加えて、新しいスタイルを築いていきたいと思っています」
CLUB CEOアフタートーク
『CLUB CEO』の放送では聞けない、収録後のアフタートークを公開しています。放送とはひと味違う、Z世代のパーソナルな悩みや、活動に対するリアルな課題感を、ゲスト経営者にぶつけています。放送には乗せられない、ココだけの話が飛び出すかも!?
番組概要
番組名:CLUB CEO
放送局:interfm(TOKYO:89.7MHz)
放送日:毎週日曜日 7:00~7:55
ナビゲーター:五十嵐彰(株式会社CMerTV代表取締役社長)
番組ホームページ:https://www.interfm.co.jp/clubceo
協力:株式会社ウィザス