どんなときでも頼れる場所
ドリンクバーやWifiがあって、どれだけ歌っても騒いでも許されるのがカラオケ店。
友達と集まって歌うのはもちろん、1人でストレス発散したり、楽器の練習をしたり、テストの前は課題をしたり……。特に学生の私にとっては、値段のお手頃さも魅力のひとつ。カラオケ店って、私たち次第で無限に遊び方を模索できる万能空間なんじゃないかなって思う*・+。
私にとってのサードプレイス
泣きたいときは「夏の終わり/森山直太朗」、ストレス発散したいときは「アーケード/カネコアヤノ」。気分に合わせたプレイリストは、私の中ですでに完成している✍
私がひとりでカラオケに行きたくなるのは、失恋したときや、ムカムカして大声を出したくなるとき。頭にもやもやが溜まると、家でじっとしていられなくなり、とりあえずどこかへ行きたくなる。そんなときの行き先のひとつがカラオケ店。
カラオケ店のガヤガヤした雰囲気は、ネガティブな気持ちを忘れさせてくれる。音楽に関しても、イヤホンで聴くより、マイクを握って歌詞を目で追うほうがぐっと感情移入しやすい。
これまで、人生の「谷」の時期に、何度もカラオケに救われてきた気がするなあ…💭
音色のサプライズ
カラオケ店にいると、隣の部屋からトランペットの音が聞こえることがある。日常の中で楽器の音を聞くことはないから、なんだかラッキーな気分。ドリンクバーに行く度に聞き耳を立てちゃう👂
以前は公園や河川敷で楽器を練習している学生をよく見かけたけれど、最近はめっきり少なくなったなぁ。騒音問題が厳しい世の中では、外で練習するのも難しいのかもしれない。
そんな彼らにとっても、カラオケ店はちょうどいい居場所なんだろうな。夜遅くだったりすると、なんだか応援したくなっちゃう。
青春の場所
家で集中できないタイプの私は、学校の自習室かカフェで課題をすることが多い。実はカラオケもたまに行ったりする。
防音だから、友達と教え合うこともできるし、ひとりごとみたいに呟きながら勉強することもできる。一番良いのは、「ここまでできたら、1曲歌おう!」と退屈な課題をやっつけるためのご褒美を設定すること。飽きっぽい私には、歌う×勉強のバランスがちょうどよくて意外と集中できるのだ。ただ、だんだん歌うのが楽しくなって課題が進まないこともあるけど(笑)。でもそれはそれで、友達との思い出になるからいいなって思う。
トキドキ、パーティー会場
持ち込みOKのカラオケ店は、友達とのパーティーにもぴったり。高校生の頃は、クリスマスにカチューシャをつけてカラオケでパーティーしたのを思い出す🎄🎅 防音だから多少騒いでも大丈夫だし、個室だから普段カフェではできない女子トークも盛り上がる。近くのマクドナルドでチキンマックナゲットやポテトを買い込んで、部屋でわいわい楽しむのも定番のひとつ。
最近はドライブ中に歌うことが増えて、カラオケに行く機会が減っていたけど、また行きたくなってきたな〜
今回訪れたのは…
カラオケ田園 holoholo
原当麻駅のすぐ横にある大型のカラオケ店。ハロウィンにはお化けの人形、クリスマスにはサンタのインテリアなどイベントを楽しめるインテリアがフロントに並んでいる。手作り感がある「パラパラチャーハン」 「オムライス」がオススメメニュー。
住所:神奈川県相模原市南区下溝599−5
営業時間:10:00~5:00
定休日:なし
キヨトカナのプロフィール
東京のはずれにある大学に、実家の車で通う大学3年生。
キャンプと銭湯、愛犬のLINEスタンプづくりが趣味。音楽を聴きながら散歩するのが最高の癒しで、髪色は月に2回はチェンジする
Text:Kana Kiyoto
Direction:Yukiho Wakao