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ワクワクし続けられる「青春」をビジネスの力で届けたい。型にハマらず進化し続ける高校生活動家【永野佑夏・18歳】

ワクワクし続けられる「青春」をビジネスの力で届けたい。型にハマらず進化し続ける高校生活動家【永野佑夏・18歳】

「気になる10代名鑑」の850人目は、永野佑夏ゆうかさん(18)。企業の課題を若者の発想で解決する『みらい会議』に参加したり、フードビジネスコンテストで優秀賞を受賞したりと、さまざまな社会活動に挑戦しています。高校1年生のときに起立性調節障害になり、不自由な日々を過ごした経験がバネになっているという永野さんに、活動を始めたきっかけや将来の展望を聞いてみました。

永野佑夏を知る5つの質問

Q1. いま、いちばん力を入れている活動は?

「U18向けの人材育成プログラム『U18DRAFT』や、企業の課題を若者の発想で解決する『みらい会議』など、主に社会問題に関するイベントに参加しています。最近では、『全国高校生フードビジネスアイディアコンテスト』で地元・群馬のラーメンを盛り上げるアイディアを提案して、優秀賞をいただきました。特に分野は定めず、自分がワクワクしたものには、なんでも挑戦するようにしています

 

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Q2. 活動を始めたきっかけは?

高校1年生のときから1年間、起立性調節障害になってしまって。想像していたような、活発な学校生活を送ることができなくて、もどかしい思いをしたことが、いちばんのきっかけだと思います。

自由に動けるようになってからは、残り少ない高校生活を充実させたかったのはもちろん、『とにかく何か行動したい!』という思いがあふれてきて。生徒役員をつとめるなど、もともと学内での活動はしていましたが、ストレスが少ない場所、コンフォートゾーンを脱する勇気がでたこともあって、学外の活動にも興味をもつようになりました」

Q3. 活動にあたってのファーストアクションは?

「株式会社Unpackedが主催している『みらい会議』です。これは、ひとりで飛び込んだ初めての学外活動で。アイディアを出したり、人と話すことがとても好きなので、緊張することもなく、気づいたら楽しんで参加できていました。

これまでは地元の群馬の高校の友達との交流がメインだったのですが、同世代で、違う場所に住む人と企画を進めるなどした新鮮な経験が、いまの自分をつくってくれています」

 

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Q4. 活動をする中でつらかったことは?

学校では、周りに課外活動をしている人があまりいなくて、自分を理解してもらえないことが悩みでした。記録としてSNSに活動のことを投稿しても、あまり反応がなく疎外感を抱いてしまって。でも、普段会えない年の離れた人と話す機会があったり、自分を見つめるきっかけもできたりして、活動をやっていてよかったと感じることもあるし、これからも続けていきたいです。

最近は少しずつ、学内の友だちも活動に対してリアクションをくれるようになって。群馬は高校生向けのイベントが少ないので、少しでも活動の機会を知ってもらうきっかけになったらいいなと思っています」

Q5. 将来の展望は?

「まだこれというものは見つかっていません。でも、1年間、思うように生きられない時間を経験したからこそ、子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで、みんなが未来にワクワクして、一生「青春」を感じられるような仕組みを、ビジネスで作っていきたいというビジョンがあります。

18歳のわたしも、駆け抜けるように夢に向かって活動できる「青春」には憧れがあって。それが10年、20年後も続いたら人生楽しくなる気がしませんか。いまは型にハマらずに、純粋に面白いと感じることに挑戦して、どんどん自分をアップデートさせていきたいです」

永野佑夏のプロフィール

現在の年齢:18歳
出身地:群馬県
所属:株式会社Unpacked みらい事業部、U18DRAFT8期生、女子高生ラボメンバー、学生団体連合UNION
趣味:音楽鑑賞、バスケ観戦、お散歩、対話
特技:柔道、音(声)の聞き分け
大切にしている言葉:「成功するためには、ただ一つ重要なことがある。それは行動し続けることだ。」

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Photo:Nanako Araie
Text:Mizuki Maeda

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Mizuki Maeda

ライター

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