Teenage Realities

ティーンの心をつかむ、旅の魅力とは?行き先選びのリアルを調査【10代リアルVOICE】

ティーンの心をつかむ、旅の魅力とは?行き先選びのリアルを調査【10代リアルVOICE】

タイムリーな話題から、カルチャー、さらには社会問題まで、さまざまなテーマについて、リアルな10代の声を聞くシリーズ10代リアルVOICE

今回のテーマは「旅行」について。年末年始も近くなり、旅行の予定を立てている人も多いと思います。現代を生きるティーンは、なにに注目して旅行先を決めているのでしょうか。食事や景色、そこでしかできない体験など、いま行ってみたい場所も合わせて、4人のティーンが答えてくれました!

1. 笹岡岳史さん「リラックスできる『非日常体験』が旅行の魅力です」

子ども食堂を立ち上げて、地域の子どもたちやその保護者の方々の支えとなるために活動中の17歳。

「旅行に求めていることは『非日常的な体験』を味わえるかどうかです。普段、経験できないような体験や食事を堪能し、そこでしか味わえない観光地でリラックスしたいと思っています。基本は、パートナーと一緒に旅行へ行くことが多くて、いまは温泉街に行きたいです。

この前は、東京から大阪に2泊3日の旅行をしてきました。だいたい8万円くらいの旅行プランで、満喫できました」

子どもたちがのびのびとチャレンジできる社会をつくりたい。子ども食堂を立ち上げた高校生【笹岡岳史・17歳】
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「気になる10代名鑑」の805人目は、笹岡岳史さん(17)。子ども食堂を立ち上げて、地域の子どもたちやその保護者の方々の支えになる活動をしている笹岡さんに、詳しい活動内容やこれからの目標について、聞いてみました。 笹岡岳 […]
https://steenz.jp/31307/

2. 志賀遥香さん「水の都ヴェネツィアで、水面に浮かぶ街並みを見てみたい。その土地だけの景色を堪能したいです」

小学生のころから日本舞踊を始め、名取試験にも合格し本格的に活動している、17歳。

「旅行をするときに大事にしていることは、そこでしか味わえないコトやモノです。

16歳のころから日本舞踊を習っていることもあって、日本の伝統文化にすごく興味があります。京都には古くからの日本を残した建造物や街並みがあって、観光する場所も多いので、しっかりと計画を立てながら何回も行っています。

いつか行ってみたい場所は、イタリアのヴェネツィアです。水の都と言われているように、たくさんの運河、水面に浮かぶ街並みを実際に見てみたいと思っています」

大好きな日本舞踊を世界に広めたい!パリ・オペラ座での公演を夢見る高校生【志賀遥香・17歳】
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https://steenz.jp/31486/

3. 舟橋遼亮さん「韓国へ、言葉を超えたパフォーマンスを観にいってきます」

長野県飯山市の古民家をリノベーションし、疲れた人が立ち止まることができるような宿泊施設をつくるための活動している、19歳。

「旅行では『その場所でしかできない体験』を重視しています。

最近では、学生団体ONELIFEの一員として、教育支援のためにカンボジアを訪れました。実際に子どもたちと交流しながら、社会問題を明確にして、何ができるかを考えるのも、現地だからこそできることだと思っています。

また、韓国へ、ノンバーバルパフォーマンス(非言語公演)の『NANTA』を観に行く予定もあります。言葉を超えたパフォーマンスがどんな感じなのか、すごく楽しみです。

ほかにも、いつかエジプトに行って実際のピラミッドを目の前で見たいと思っています。

旅行先を決めるときは、その場所でしか味わえない文化や景色があるかどうかが決め手です。予算は、1回の旅行で約15〜20万円くらい。ちゃんと事前に計画を立てて、コスパよく、できるだけいろんな場所を満喫できるように考えています」

長野県の古民家を自分たちでリノベーション。人生をひと休みできる施設をつくり出す大学生【舟橋遼亮・19歳】
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https://steenz.jp/31375/

4. 榊原さん「旅行先はInstagramで保存!楽しみは『美味しい食事』です」

医学部に通い、日々学業に励みながらも、中高生向けのヘルスケア課題解決プログラムに参加し、活動の運営に携わっている、19歳。

「旅行での楽しみは『美味しい食事』です。

地元の料理を楽しんで、その土地の食文化に触れると、親しみがわく気がします。何より食べることが大好きなので、美味しいものをたくさん食べて、満たされています。

綺麗な景色や自然の美しさ、写真に映えそうなスポットなども魅力的で、Instagramなどで気になる場所を見つけたら、とりあえず保存するようにしていて。友人と旅行の計画を立てるとき、候補として出すことが多いです。 行きたい場所を効率よく回って充実した旅行にしたいので、事前にしっかりとリサーチして、プランを練っています。

ただ、旅行先だけ決めて、行ったあとのことはノープランなことも。最近は、たまたま見つけたお店や景色など、偶然の出会いを楽しむのもいいなと感じています」

『inochi未来プロジェクト』が手掛けるプログラムへの参加が転機に。若者の力で医療の課題解決をめざす【榊原・19歳】
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今回の【10代リアルVOICE】は、旅行先で大切にしていることについて聞いてみました。その土地ならではの料理や景色、そこでしか味わうことのできない体験を重視しながら、しっかりと計画を練って旅行を楽しんでいるようです。事前にInstagramで行きたい場所をクリップしておくなど、SNSも積極的に活用しているようでした。長期休みなどの旅行の際には、ぜひ参考にしてみてくださいね。

Photo:Nanako Araie
Text:Serina Hirano

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Serina Hirano

エディター/ライター

東京と静岡の二拠点生活。現代を懸命に生きている若者を応援するため、フパラレルワーカーとして活躍中。インタビュー記事を基点とし、学生やスターアップ企業、まちづくりまで幅広く活動しています。ライター兼ディレクターとして、2024年からsteenzに携わる。

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