Teen's Snapshots

同世代の夢を応援。オープンイノベーションプラットフォームを作る学生経営者【鶴見直樹・18歳】

同世代の夢を応援。オープンイノベーションプラットフォームを作る学生経営者【鶴見直樹・18歳】

「気になる10代名鑑」の831人目は、鶴見直樹さん(18)。同世代の夢を応援するオンラインコミュニティを運営しています。若者のサードプレイスのような場所を作りたいという鶴見さんに、活動を始めたきっかけや将来の展望を、根ほり葉ほり聞いてみました。

鶴見直樹を知る5つの質問

Q1. いま、力を注いでいることは何ですか?

若者の起業や夢を応援する『株式会社Rubricks』の代表として活動しています。

主な事業内容は、オンラインコミュニティ『Be Glow』の運営です。会社経営者の講演会を開いたり、交流会やビジネスワークショップを開催したりしています。学生や若者がいろんな人と交流する中で、応援し合いながら、知識を広げて新しいことを見つけられるような場を作っていきたいです。

若者や学生が夢を叶えようと考えたとき、精神的な負担がすごく大きいと感じていて。僕が運営するコミュニティが、夢をめざす若者にとってのサードプレイスのような場所になれたらと思っています」

Q2. 活動を始めたきっかけは?

中学2年生のころに、当時、音楽ユニット『Repezen Foxx』に所属していたDJ社長のYouTube動画で『世の中のほとんどはビジネスで回っている』っていう話を聞いたことが、きっかけです。ちょうどそのとき、学校から少しだけ離れたい気持ちもあって、『ビジネスで成功してやろう』と思い立ちました。

もともと、自分から行動を起こすタイプではなかったんですけど、友達から1年半ほど『とりあえず何かやってみなよ』と言われ続けているうちに、動かなきゃ! というマインドになっていました。性格すらも変わっていった気がしていて。自分から行動することの大切さを実感しました」

Q3. ファーストアクションは?

高校1年生のときに『働くことについて学ぶ』という課外授業を選択しました。

ビジネスプランの立案やピッチをすることで、実際にビジネスをしていく上で必要なことを学んで。いま『Be Glow』でやっている、ビジネスコンテストやビジネス案の作成にも役立っています。

会社経営者が出席するようなイベントにも、たくさん参加しました。人脈を作るイメージで、いろんな方と出会っては、Instagramで連絡をとっていましたね。そうした方々の応援や出会いから、新しいアイディアが次々に生まれていった気がします」

Q4. 印象的な出来事はありますか?

地方に住んでいる学生から『起業を考えているだけで、周りから見放されてしまうことがある』と相談を受けたことがあります。

実は、僕自身も起業をめざしたときに、同じようなことを経験していて……そのとき、やりたいことを実現するためには、周りの環境や関わる人々の理解や応援がとても大切だと感じました。

自分の夢や目標にフタをしないで、挑戦できる環境を作りたい、コミュニティを広げられる場を作りたいという思いが強くなって。夢を叶えたい若者のサードプレイス、という『Be Glow』のコンセプトのベースとなっています」

Q5. 今後の展望は?

将来的には、企業や会社からも注目してもらえるコミュニティを作り上げたいと考えています。

そのためにもまずは、代表をつとめる『株式会社Rubricks』と『Be Glow』のさらなる成長が目標です。コミュニティを広げるために、一つひとつの出会いを大切にし、イベントには積極的に参加していこうと思っています。あとは、なるべくイベントの企画をして、同じ思いで活動をしてくれるような運営メンバーも少しずつ増やしていきたいです。

僕は『ビジネスとは誰かにハピネスを届けることである』という考えを大事にしていて。常に新しいことを追求しながら、感謝に満ちた会社やコミュニティを作っていきたいです」

鶴見直樹のプロフィール

年齢:18歳
出身地:神奈川県横浜市
所属:株式会社Rubricks/BeGlow
趣味:ディズニーランド/野球観戦/映画鑑賞/読書/散歩/仕事
特技:マインド強化
大切にしている言葉:楽しむ

鶴見直樹のSNS

★Instagram

Photo:Nanako Araie
Text:Serina Hirano

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Serina Hirano

エディター/ライター

東京と静岡の二拠点生活。リアルを懸命に生きている若者を応援するため、パラレルワーカーとして活躍中。インタビュー記事を基点とし、学生やスターアップ企業、まちづくりの領域まで幅広く活動しています。ライター兼ディレクターとして、2024年からsteenzに携わる。

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