「気になる10代名鑑」の821人目は、杉山優里菜さん(18)。大学でビジネスを学びながら、高校生のときからカメラに熱中し、フォトグラファーとしても活動をしています。「たくさんの人が、いきいき、ワクワクできるような社会をつくりたい」と語る優里菜さんに、活動をはじめたきっかけや将来の夢について、聞いてみました。
杉山優里菜を知る5つの質問
Q1. いま、力を入れて取り組んでいることは?
「写真を撮ることです。趣味で撮影するほかに、高校の先輩が製作した衣装の作品撮りや、後輩の宣材写真、イベントの撮影などをしています。縁あって、9月にはプロフィール撮影会のカメラマンもつとめました。
また大学では、ビジネスや組織について学びながら、起業ゼミやスタートアップアカデミーでの活動や、フィギュアスケートの部活動にも打ち込んでいます。とにかく後悔がないように、興味をもったもの、やりたいことに積極的に挑戦しています!
いまはいろいろな活動がバラバラですが、いつかはそれぞれの活動をつなげていきたいです」
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Q2. 活動を始めたきっかけは?
「本格的に写真を撮りはじめたのは、高校生のころ。まわりに何かしらの特技をもっている友達が多かったので、自分でも何かやってみたいなって思ったことがきっかけです。
ひとりではじめた趣味だったけど、全国の写真好きが集まる『のちハレサロン』というオンラインサロンに入会してからは、一緒に楽しむ仲間ができて。より一層、活動に熱中するようになりました」
Q3. どんなことをテーマにして、活動をおこなっていますか?
「人を軸にして活動をしています。被写体は友だちや家族がほとんどで、日常の中の自然体な写真を撮ることが好きなんです。『写真に人柄がにじみ出てるね』って言ってもらえることも多いです。着飾らない、その人のそのままの魅力を写せたらいいな、と思っています。
写真以外の活動でも、いちばん楽しいのは、人との出会いがあることですね」
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Q4. 社会がこうなったらいいなと思うことは?
「たくさんの人が、いきいき、わくわくできるような社会になってほしいです。
いまを写し出すことが未来の力になる写真も、その手段のひとつだと思うんです。写真は、撮影したものや人の魅力を伝えることができるツールでもあると考えていて。
以前、所属している起業ゼミで、Webサイトと名刺をつくって、ビジネス交流会に参加したんです。その経験もあって、Webデザインにも興味をおちました。今後は、Webデザインと写真をかけ合わせて、誰かの挑戦を応援できるひとになりたいなと思っています」
Q5. 将来の夢は何ですか?
「まだ模索中ですが、写真、Webデザイン、ビジネスと、幅広く取り組んできたことを、誰かのために生かせる道を探したいです。例えば、写真とWebデザインを一貫してできるようになれば、ひとの魅力を深く理解して、引き出せるんじゃないかな。
写真とWebの技術に、ビジネスの知識などをかけ合わせなたら、目の前の人を、いろんな面でサポートすることもできそう。たくさんのひとが関わる『はたらく』ことから、ひとりひとりの人生が、さらに豊かになるような活動をしていきたいです」
杉山優里菜のプロフィール
年齢:18歳
出身地:神奈川県川崎市
所属:関西学院大学商学部、スケート部フィギュア部門、松本起業ゼミ、STARTUP ACADEMY 11期、のちハレサロン、Open Innovation Biotope “bee”
趣味:歌、アコースティックギター
特技:デザイン