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アーティストとしての顔も。Z世代と社会をつなぐ事業をおこなう企業のCEO【Noa・18歳】

アーティストとしての顔も。Z世代と社会をつなぐ事業をおこなう企業のCEO【Noa・18歳】

「気になる10代名鑑」人目は、Noaさん(18)。モデルやアーティストとして活動する一方で、Z世代と企業をつなげるイベント企画をする会社の代表を務めています。自分にしかできないことで、人と人のつながりを生み出したいと語るNoaさんに、活動をはじめたきっかけや将来の展望を伺いました。

Noaを知る5つの質問

Q1. いま、いちばん力を入れていることを教えてください

Z世代をターゲットとしている『Z-Next』という会社の代表をしています。

オンラインやSNSでのつながりが当たり前になっている現代で、実際にオフラインで会って、リアルなつながりを増やすことで、日々の生活を豊かにする事業をおこなっていて。今後、学生と企業をつなげるイベントと、学生同士が食事をしながら話せるイベント2種類のイベントを開催しようと考えています。

代表として活動していますが、やっぱりたくさんの人を巻き込んでいくことは難しくて……。だからこそ、すべてのミーティングに参加して、距離感を大切にしながら、思いを共有して活動しています」

 

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Q2. 活動を始めたきっかけは?

高校時代の3年間、生徒会の委員として、校則問題に取り組んでいたことがきっかけです。服装や模試に関して、入学前に受けた説明と、実際の学校生活でのギャップを感じて、先生方と話し合ったことがありました。

そこで、意見を受け入れてもらえず、なかなか変化を起こすことができない現実の壁を目の当たりにしたんです。そこで、もっと社会全体や、大人とつながれる場所をもちたいと感じたのが、会社を立ち上げるきっかけになりました。

実際に起業したときに、資金調達の方法や、どうやって営業をすればいいのかわからなかったのもあります。同じような思いでいる学生はたくさんいるはずで、そういう学生と企業の方々が話せる場所が必要だと感じました」

Q3. 活動におけるファーストアクションは?

まずはYouTubeで、起業に必要なことや進め方を勉強しました。それから、いろんなイベントに参加して、実際に起業している方のお話を伺いながら、どうやって経営しているのかを聞きました。

そこで感じたのは、直接お話しを聞けることのありがたさ。直接会って、目を見て、肌で感じながら話を聞くと、感じられるものが格段と上がるんです。

人と人のつながりってすごく大事だし、必要だと感じることができました」

Q4. 活動をするうえでの苦悩は?

ひとりでやっているからこそ、独学で勉強していく必要があることです。

会社以外にも、モデルや歌など、アーティストとして活動しているのですが、どう知名度を上げていけばいいのか、どうつながりを増やしていけばいいのかなど、難しさを感じていました。営業や経営の経験がないぶん、完全に独学で勉強し、少しずつつながりを増やしていった気がします。

試行錯誤を重ねながら、まわりの人を惹きつける力、流されない心の強さを学びました」

 

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Q5. 将来の展望は?

『アーティスト×社長』みたいなひとつの肩書に縛られない将来を思い描いています。教育の現場が好きなので、教員や弁護士、公務員みたいな未来も想像しています。

教員や弁護士、社長って、少し堅いイメージがあって、近寄りがたいと感じることがあると思うんです。そんなイメージをなくして、人と人が身近に感じられ、つながりを大切にできる人になりたいと思っています

アーティストとしての活躍を糧にして、どんな将来でも誰かの身近な存在であり続けたいです」

Noaのプロフィール

年齢:18歳
出身地:東京都板橋区
所属:立正大学法学部、Z-Next最高経営責任者
趣味:旅行、音楽
特技:デザイン、写真
大切にしていることば:自分以外のために頑張れる状況を作れたら強い

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Photo:Nanako Araie
Text:Serina Hirano

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Serina Hirano

エディター/ライター

1994年生まれ、東京都出身。現代を懸命に生きている若者を応援するため、フリーランスとして活動。カフェ店員をしながら医療に関する記事を執筆し、2024年よりライター兼エディターとしてsteenzに携わる。各業界に対して様々な側面から活動している。

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