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みんなが幸せや喜びを感じられるような服づくりを!海外で活躍できるデザイナーをめざして勉強中【林真緒・19歳】

みんなが幸せや喜びを感じられるような服づくりを!海外で活躍できるデザイナーをめざして勉強中【林真緒・19歳】

「気になる10代名鑑」の734人目は、林真緒さん(19)。学校で服飾を学びながら、オリジナリティのある服づくりに打ち込んでいます。「ひと目見ただけでインパクトを与えられるような服をつくりたい」と語る林さんに、創作をするうえでのテーマや将来の夢について、聞いてみました。

林真緒を知る5つの質問

Q1. いま、力を入れて取り組んでいることは何ですか?

文化服装学院で、服づくりの技術やデザインを学んでいます。

自分でも、たくさん服をつくっています。透け感のある素材が好きで、チュールやオーガンジーをよく取り入れています。服をつくるときには、全体のバランスを意識するようにしていて。特に、ボリュームが出やすい素材を使うときは、他のシルエットをタイトにして、バランスをとるようにしています。今後はディテールにもこだわった服をつくっていきたいと思っています。

あとは、百貨店や図書館、美術館などに積極的に足を運ぶようにしていて。日常的に、いろんなことからインスピレーションやトレンドを吸収するように心がけています」

 

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Q2. 活動を始めたきっかけは?

「家族のみんなが服好きで、ファッションがすごく身近な存在だったんです。

小さいときから、お母さんと一緒に表参道や青山のお店や百貨店によく行っていました。それから、おばあちゃんが文化服装学院の卒業生だったので、ミシンやニットの編み機、いろんな生地が置いてあるような家庭でした。小学生のときには、巾着袋やフェルト小物をつくったり、編み物をしていましたね。

本格的にのめり込み始めたのは、中学生のとき。『E-girls』のYURINOちゃんのファンで、特にファッションが大好きで。そこから、自分でも服をデザインして、自分の手でかわいい服をつくってみたいって思うようになっていきました」

Q3. どんなことをテーマにして、創作活動をおこなっていますか?

わたしがつくった服を着てくれる人や、それを見てくれる人が、幸せや喜びを感じてくれたら嬉しいですね。街中でも、ステキな服を着ている人とすれ違うとき、パッと目を引くことってありますよね。そんなふうに、ひと目見ただけでインパクトを与えられるような服をつくりたいです。

いまは、作品ごとに細かいコンセプトを決めてデザインするようにしていて。このワンピースも、“夢や開花”というコンセプトを決めてつくりました」

 

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Q4. 創作をする中で、つらいこと、悩みなど、苦悩や困難を教えてください。

まだまだ技術が足りなくて、他の人よりも作業に時間がかかってしまうことがあって……。作業を少しでも効率よく進めように、工夫しながら努力しています。

小さいころから裁縫はやっていたけれど、服をつくるのって本当に難しくて。作図も少し苦手なので、苦戦することも多いです。だけど、うまくできなかったところは納得するまで解いて縫ってを繰り返すようにしていて。少しは上達してきていると思います!」

Q5. 将来の夢は何ですか?

海外で活躍できるようなデザイナーになることです。そのためには、まずは在学中にコンテストで入賞したい。だから、たくさんのコンテストに挑戦するつもりです。卒業したら、実力や経験を積むために、日本で有名なブランドのデザイナーのアシスタントになりたいです。そして、海外にも挑戦したいです!」

林真緒のプロフィール

年齢:19歳
出身地:東京都
所属:文化服装学院アパレルデザイン科
趣味:ショッピング
特技:何事もポジティブに捉えること
大切にしている言葉:諦めない

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Photo:Eri Miura
Text:Mao Kawasaki

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Mao Kawasaki

ライター

2003年生まれ、新潟県出身。文化服装学院 インダストリアルマーチャンダイジング科 在学中。Steenzには2023年11月より参加。学生ライターとして「気になる10代名鑑」のインタビュー記事執筆を担当している。

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