「気になる10代名鑑」の728人目は、MIYABIさん(18)。昨年、韓国のダンスサバイバル番組「STREET GIRLS FIGTERS」のシーズン2に出演し、ダンススキルが話題を呼びました。幼いころからダンスに没頭し、プロダンサーとして世界的に活躍するMIYABIさんに、韓国での思い出や今後の目標を詳しく聞いてみました。
MIYABIの活動を知る5つの質問
Q1.プロフィールを教えてください。
「静岡から単身上京し、プロダンサーとして活動しています。
ダンスを始めたのは、1歳のころ。母の友達がスタジオをしていたのがきっかけです。はじめはブレイキングやヒップホップから始めて、そこからジャズやバレエのジャンルも習って、ダンスの幅を広げました。
中学からは、東京のスタジオレッスンを毎週受けていました。東京は教えてくださる先生も生徒もレベルが高く、わざわざ静岡から時間をかけても絶対にいきたくて。そこで刺激をもらい、もっと上手になりたいと思っていました。いまは、SNSでの発信をしたり、自分でレッスンを持ってダンスをレクチャーしたりもしています!」
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Q2. 活動の中で意識していることは?
「基本をおろそかにしないこと。簡単そうに見える動きでも、実はたくさんの基本が積み重なっているので、仕上がりのレベルは全然違います。
それから、自分の殻を破って表現すること。韓国では、K-POPを国の文化として、お金もしっかりかけて育てられているので、表現力のレベルまで高いところに驚かされました。
わたしは体が小さいので、どうやって大きく見せるか、どう惹きつけるかということを考えるようにしていて。細かなところまで研究し、自分の個性が伝わるようなダンスができるように工夫しています」
Q3. これまでに印象的だった出来事は?
「韓国のダンスサバイバル番組『STREET GIRLS FIGTERS』のシーズン2に出演したことです。去年の11月に、所属している事務所から声をかけてもらったことがきっかけで参加を決めました。
特に、最後のパフォーマンスで一緒に戦ってくれた仲間たちとの出会いは印象的で、いまでもみんな仲良しです。最初は、国籍も違うし、英語も初心者だったので、コミュニケーションをとることが本当に大変で。だけど、目標に向かってがむしゃらに踊るうちに、ダンスが言語になって、みんなの心がひとつの方向に向かっていくようになりました。
実は、最終パフォーマンスの直前に、足を怪我してしまって。すごく悔しかったし、自分が抜けたらみんなにも迷惑をかけてしまって申し訳ないという気持ちでいっぱいでした。でも、『みんなでステージを作ろう』と励ましてくれて、座りながら参加できる振り付けに再構成していったんです」
Q4. パーソナリティーの一部になっているものは?
「昔やっていた習字です。ひいおじいちゃんが、高い段位を持っている習字の先生で、わたしの生活にとって身近なものだったのでした。あとは、絵を描くことも好きですね。
どちらもお手本をよく見て、できるだけクリアにコピーしていく作業だと思っていて。集中力が鍛えられますし、まずは“忠実に”再現することは、ダンスにも通じるところがあったと思っています」
Q5. 今後の目標は?
「世界で活躍するプロダンサーとして活躍したいです。そのためにも、もっと自分のことをみんなに知ってもらいたい。これからはSNSやYouTubeでの発信にも力を入れていく予定です。
SNSで世界とつながれることは、いまの時代だからできることだと思うし、自分の活動には必要なものだなと思っています。自分が番組に出演したときも、いろいろな国の人が私を応援してくれて。嬉しかったし、支えになりました。
これからダンスを究めていくみんなには、ただ有名になることに囚われすぎて、自分を見失わないようにして欲しいなと伝えたいです。自分が本当にやりたいことを突き通してやって欲しいし、自分も頑張りたいです!」
MIYABIのプロフィール
年齢:18歳
出身:静岡県
所属:BABY JAM of JAM REPUBLIC
趣味:食べること
特技:ダンス、料理、模写、習字
大切にしている言葉:努力
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@miyabinpi dc) Me🙋💖💖💖Thank you sooo many people for dancing!🔥🔥🔥 #DEEP#HYO#SGF2#streetgirlsfighter2#스걸파2#스트릿걸스파이터2#mnet#BABYJAM#JAMREPUBLIC#MIYABI#fyp#dance#dancer#JAZZFUNK ♬ オリジナル楽曲 – MIYABI
Photo:Eri Miura
Text:Chihiro Bandome