2024.06.30 Teenage Realities

【CLUB CEO出演者インタビュー】第一学院高等学校に通う17歳。将来は人の心を動かすゲームプログラマーになりたい

「CLUB CEO」に登場してくれた10代をフィーチャーするシリーズ。今回は、第一学院高等学校神戸キャンパスに所属する長田さんです。

長田のプロフィール

年齢：17歳
出身地：兵庫県神戸市
所属：第一学院高等学校神戸キャンパス

長田のインタビュー

Q1. 「CLUB CEO」に出演して、どうでしたか？

「実は収録の前、緊張と不安でいっぱいで、頭の中がぐちゃぐちゃになってしまって……。ですが、いざ顔を合わせると、株式会社セガエックスディーの取締役である伊藤真人さんをはじめ、MCの五十嵐彰さんも、スタッフのみなさんも、とっても気さくな方ばかりで。本番には、リラックスして臨むことができたと思います。

会話の内容は、はっきりと理解できているのかわからないくらい高度なものでした。若くして志高く事業に取り組み、それを言葉にして、議論ができることってすごいことだな……と痛感し、出演者のみなさんを尊敬するとともに、悔しく感じました。でも、そんな方々とお話ししているうちに、『いつか自分も立派なゲームクリエイターになりたい！』という思いが強くなって、夢への希望が広がりました」

Q2. 番組の中で、印象に残ったお話や言葉などはありますか？

「伊藤さんのお話は、どれも印象に残るものばかりだったのですが、特に覚えていることがふたつあって。ひとつは『毎日を楽しく過ごしていたらこうなった』とおっしゃっていたこと。もともと、ゲームクリエイターにとって、“自分自身が楽しむ”ことはいちばん大事な部分だなと思っていたんです。でも生きていると、つらいことや苦しいことはある。だから、“自分自身が楽しむ”って、簡単なことじゃないと思うんです。なので、伊藤さんがそうおっしゃっているのを聞いて、『やはり器が違うな』と思い知らされました。

ふたつめは『おもしろいとは、意外性と共感性』という言葉。これは、“おもしろい”という感情を引き出し、“おもしろい”ゲームをつくるための要素を見事に表していると思っていて。僕がゲームプログラマーをめざす中で、“おもしろい”という感覚は人によって変わるので、定義することはできないと思っていたんです。でも、そんな認識を一瞬で曲げてしまう程に、腑に落ちる言葉でした。想定外の展開だけど、どこか納得できて、共感できるような感覚を同時に与えられることが、“おもしろい”の前提なんだと知りました」

Q3. 自身のビジョンにも、何か影響はありそうですか？

「ゲームクリエイターになりたいという夢が、グッと明確になったと思います。いまは『絶対に夢を叶えてやるぞ！』という気持ちです。そのためには、若いうちから挑戦し、経験を積むことが大切だと感じました。

とにかく、悩むより先に、どんどん行動をしていきたい。そしていつか伊藤さんのように、この番組にCEOとして出演できるような、若い人に希望や夢を与えられる人物になりたいです」

Q4. 今後、どんなことに挑戦したいですか？

「人の心を動かすことのできるゲームプログラマーをになるために、もっともっと、他者とのコミュニケーションをとっていきたいなと思っています。

実は、昔の出来事の影響で、人と会話したり、交流したりするのが苦手になってしまったことがあるんです。でも、ゲームプログラマーになるうえで、コミュニケーション能力が大事だと教えてもらったことがあって。それ以来、無理をしない範囲で、さまざまな場所へ意識的に足を運ぶようにして、人とコミュニケーションもとるようにしています。

いまはまだ、どのように努力すれば夢に近づけるのか、ハッキリとはわかっていないけど、自分の意思を曲げずに突き進めば、いつか辿り着くだろうと信じています」