「気になる10代名鑑」の673人目は、水野碧天さん(19)。俳優になるという目標をかなえるため、地元である新潟から上京し、オーディションを受けるなど、活動を続けています。水野さんの活動のきっかけやストイックに頑張っている日常に迫りました。
水野碧天を知る5つの質問
Q1. プロフィールを教えてください。
「高校卒業後、地元である新潟県から上京して、いまは俳優をめざして活動しています。日々、いろいろな作品のオーディションを受けたり、滑舌に少し自信がなかったので、改善するためのトレーニングも頑張ったりと、努力を続けています。
オーディションに受かるためでもありますが、自分磨きにも力を入れています。洗顔にこだわったり、サプリや化粧品をいろいろ試してみたり、似合う髪型を研究してみたり。あとは、体づくりや体力アップのために、上京してから、週4でランニングすることを継続しています」
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Q2. 活動を始めたきっかけは?
「高校1年生のとき、『仮面ライダー鎧武/ガイム』に出演していた高杉真宙さんの演技を観たのがきっかけです。人間の表の顔と裏の顔を、芝居で表現していて。進路について考え始めていたタイミングだったのですが、『これがやりたい』っていうハッキリしたものがなくて。
それに自分自身は、どちらかというと人前に立つことは得意ではなくて。でも高杉さんの演技に引き込まれて、『自分でもあんな演技をしてみたい』と思うようになりました。それを機に徐々に俳優になるために動き出したんです」
Q3. 活動を続ける中で、印象的だった体験はありますか?
「エキストラとして初めてCMに出演したときのことが印象に残っています。コーヒー飲料のCMだったのですが、学校が舞台だったので同世代が300人くらい、制服を着て集められていました。
エキストラとはいえ、せっかくCMに出演できるチャンスだと思ったので、本当は制服をきっちり着こなすように言われていたんですが、わざと制服を着くずして、現場に臨みました。髪色も暗い色に指定されていたですが、当時染めていた赤髪のままで行きました。そうしたら、数多くいるエキストラの中から、不良役で目立つところに置いてもらえて。人と同じことばかりするのではなく、自分をどんどん出していくことも大事なんだなと思いました」
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Q4. 活動する中での悩みはありますか?
「上京して、オーディションをとにかくたくさん受けるようにしているのですが、ライバルも多くてなかなか通らなくて……。
難しい世界だとわかっていつつも、やっぱりダメだったときには落ち込みます。オーディション通過のためには、努はもちろんですが、運も必要だと思っていて。活動を始めたばかりのときは書類審査で落とされることが多かったですが、最近ではようやく面接まで進めるようになってきました。それでもやっぱり落とされると、苦しいですけどね(笑)。
そんなときは好きな音楽を聴いて、なるべく引っ張られずに、気持ちを切り替えるようにしています」
Q5. 将来の夢は何ですか?
「本気で追いかけている夢である俳優業で、成功したいです。高杉真宙さんや高橋文哉さん、松山ケンイチさんのような、二面性のあるような演技ができる俳優に憧れています。いつか出演してみたいのは、『DEATH NOTE』のような、サイコな要素がありつつ、人間ドラマもあるような作品です。
チャンスがあれば、バラエティ番組にも出てみたいと思っています。小さいころからお笑いの番組はずっと見ていたので。演技もトークもできる俳優になりたいと思っています」
水野碧天のプロフィール
年齢:19歳
出身地:新潟県
趣味・特技:ひとり旅、映画
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Photo:Eri Miura
Text:Otoha Tanaka