タイムリーな話題から、カルチャー、さらには社会問題まで、さまざまなテーマについて、リアルな10代の声を聞くシリーズ「10代リアルVOICE」。
今回のテーマは「スキンケア」について。紫外線量がグッと増えるといわれているこのタイミングですが、さまざまなブランドから、スキンケアアイテムが展開されています。ではリアルな10代は、どんなUV対策&ケアをしているのでしょうか。5名の10代のリアルなスキンケア事情について聞いてみました。
1. Sonoさん「お金をかけず、シンプルなケアを毎日続けるようにしています」
「わたしはたくさんの種類のものを重ねると、逆に肌あれしてしまうので、余計なことはせず、シンプルなケアを心がけています。スキンケアにかけるお金はだいたい2000円から、多くても3000円程度で、コスメのほうが圧倒的にお金をかけています。
基本的なケアとしては、しっかり洗顔をして、化粧水とクリームを塗るくらいです。洗顔は、どれだけ時間がない日でも、朝夜、絶対に洗顔フォームを洗顔用ネットで泡立てるようにしています。洗顔後の化粧水は、韓国コスメなど、これまでいろいろ試してきましたが、『肌ラボ白潤(薬用美白化粧水)』(ロート製薬)に落ち着きました。いちばん肌に合っていて、美白効果も感じられているんです。美容液は毎回ではなく、ときどき使うようにしていて。クリームは肌あれもあるので、病院でもらう『ヒルドイド』が、低刺激かつ保湿力が高くて、愛用しています。
また、これからの時期は日焼け止めはマストです。少しの外出だったとしても、顔と首には絶対に塗って出かけるようにしています」
2. 日暮香怜さん「基本的なケアを毎日継続!特別なことよりも、日々の積み重ねが大事」
「アーティスティックスイミングをやっているので、日ごろのスキンケアはけっこう気を遣っています。
朝は化粧水をして乳液、それと日焼け止めを含んだ化粧下地がマストです! 化粧水の後にパックをするときもあります。夜はクレンジングを含んだ洗顔をして、化粧水、乳液、KOSÉの美容液で保湿します。夜にパックをするときもあります。
お金をかけた特別なことをしているわけではないですが、日々の積み重ねが大事だと思っています」
3. 久米川夏穂さん「自分の肌や環境に合わせて、洗顔やシートマスクのやり方を工夫します」
「わたしは結局、何をするのがベストかまだわからなくて……。だから、最低限のシンプルなケアになっていると思います。スキンケアにかけているお金は月に2000円ぐらいです。
朝は洗顔料を使うと肌が乾燥してしすぎてしまうので、できるだけお湯だけで洗顔するようにしています。その後に化粧水と乳液をつけて保湿します。メイクは少し間を空けてからするようにしていて、ほとんどノーメイクの日でも、日焼け止めは絶対に塗るようにしています。
夜はメイクを落として洗顔して、オールインワンのシートマスクをしばらくつけっぱなしにします。旅行先などで、すごく乾燥しているところでは、つけっぱなしのまま寝てしまうこともあります(笑)」
4. 鈴木大輝さん「スキンケアは洗顔のみ。石けんのよさに最近気づきました」
「スキンケアは、洗顔しかしていません。普段、化粧水などといったスキンケアアイテムを使うこともないのですが、洗顔にはちょっとこだわっています。特に、ニキビができやすいのが悩みなので、肌に優しい洗顔料を選んでいます。いろいろ買って試したことがあるのですが、最近、洗顔料よりも石けんのほうが自分に合っているのかも……と気づきました。
男性のスキンケアには興味があって。廃棄物を原料とした環境にやさしい男性用BBクリームを開発してみたいと思っています」
5. えむあいけーゆさん「LUSHのフェイスパックを週に2回、ご褒美として使っています」
「スキンケアには正直、全然こだわっていなくて、日焼け止めも使っていないぐらいです。金額だと、平均して月に2000円くらいかなと思います。
よく使っているのは、『LUSH』の化粧水とフェイスパック。フェイスパックは週に2回ほどやっていて、湯船に浸かりながら、たまった疲れをとっています。使った後はめちゃくちゃ保湿されていて、もちもち肌になります。乳液は『肌ラボ』(ロート製薬)を使っています」
10代ということで、それほどお金をかけているわけではないけど、自分なりの方法を考えて、ちゃんと日々のケアに努めていることがわかりました。これからの季節は外出も増え、紫外線もますます強くなってきます。肌ダメージは将来にも影響を与えるものですから、若いころからできる対策を始めるのがよさそうですね。
Photo:Eri Miura、Nanako Araie
Text:Ayuka Moriya