Steenzは、2023年12月3日でローンチから2年。私たちのライフワークである「気になる10代名鑑」では、これまで572名、今年だけでちょうど300名の方の記事をお届けしてきました。
その他にも、7月にはサイトのリニューアルを行いました。noteから独自のデザインで運営するWEBメディアにして、「10代名鑑」をはじめとする私たちが伝えたいことの魅力をより魅力的に伝えられるようになってきたと思っています。
2023年を振り返って
さて、2023年の新年に執筆した記事で、「単なる発信から、価値あるアウトプットへ」ということを今年のテーマとして、「2023年はSteenzで取材したメンバーのアウトプットの機会を、さらに増やしていこうと思います。」と宣言しました。
事実、私たちもこっそりサポートしつつ、Steenzのコミュニティメンバーが数多く躍動した1年となりました。
例えば、身近なものをホラーにするクリエイター、ピエロ大好き人間さんが「ニコニコ超会議」や「デザインフェスタ」「愛と狂気のマーケット」に出展し大盛況を収めたり、
Steenzの運営メンバー、kanon,yohana,kaiがスタートさせたPodcastプログラムである「Sereously kidding」がカテゴリーランク25位まで獲得したり、
Steenzで取材したメンバーたちがA&Rとして楽曲をプロデュースしたプロジェクト”from00″では、蔦谷好位置さんがXで取り上げてくれたり、川谷絵音さんがラジオで取り上げてくれたり業界でかなりの話題を作り出すことができました。
その他、企業さんとの取り組みなので詳しくは書きづらいのですが、
- 某大手食品メーカーさんの社内イベントをSteenzでプロデュースして、社員さんとのディスカッションを通じで「サステナビリティ」について考えるコンテンツをつくったり
- メディアやコミュニケーションに強いシンクタンクさんの依頼で「イノベーティブティーン」についてSteenzのメンバーにヒアリングをしながら研究したり
- ショートドラマをSteenzのメンバーと一緒に制作したり(これは今年配信予定です!)
Steenzのプロジェクトチームが、Steenzのコミュニティにいる若い世代の皆さんの創造性や知識、考え方を、企業さんとタッグを組みながらコンテンツとして世の中に発信することで新しい価値をつくっていく、ということが想像以上にできた1年間になりました。
Steenzは、単に「メディア」ではなく、「メディア&コミュニティプロジェクト」と呼んでいます。これは「個性を手放さずに成長できる世界を作る」というSteenz のビジョンの実現を、メディアだけにとどまらず、Steenzに関わったすべての人たちを巻き込みながらつくったさまざまなコンテンツによって実現することを当初から掲げて活動しているからです。立ち上げからイメージしてきた価値創造の方法が具体的になってきた2023年になったと思います。
これもひとえに、取材やコンテンツ制作にご協力いただいたみなさん、そしてSteenzの運営に携わっているスタッフのみなさんのおかげです。今年も1年間本当にありがとうございました!!
Steenzの2024年宣言!
2024年は、辰年にあやかって、「跳躍」をテーマにして活動してきた卯年の2023年の最高到達点から、さらに垂直に天に登っていくイメージで、「段違いに」「非連続に」Steenzの活動を拡大していきたいと思っています。
そのために、2023年に実現し始められた「アウトプット機会を探している10代」と「課題を持っている企業」との橋渡しについて、量も質も高めていきます。そして、10代と企業、それぞれと力を合わせて、世の中を変えられた実感値をつくりたいと思います。
もっともっと10代に関わってほしい
あと、これは昨年もお伝えしたのですが、「Steenz」で発信したい情報や、挑戦してほしい企画の持ち込み、あるいは相談ごとなど、10代からのDMはいつでも歓迎しています。すべてを実現するのは難しいのですが、SNSをフォローして、いつでもDMしてくださいね!
まとめ
2024年はSteenzもいよいよ3年目。今年も去年よりもさらに多くの大人たちを巻き込んで、日本の魅力的でかっこいいティーンエイジのパワーを(本当の意味で)世界に届けていきたいと思います! Steenzな10代のみなさん、今年もどうぞよろしくおねがいします。もちろん、こんな素敵な若者たちと一緒に世の中をもっと良くしたいと考えている企業さんからのお問い合わせもお待ちしております!
ちなみに
この記事で利用した画像は、「気になる10代名鑑」の取材で出会ったクボーンさんに、Steenzのためにつくってもらった、NEW YEAR LETTER用のクリエイティブです。
クボーンさんに、このアートワークの解説をしてもらいました。
これは肌です。
線をかいた紙を灯りに透かしたとき、これだと思いました。
日光にかざした赤く透ける手を見たとき、これだと思いました。
日々絶えず内容が変わる体にも、リズムはあります。その人のリズム。
最近のわたしたちは、いろいろな要因によって、自分のリズムを失ってしまうことがよくある気がしています。
それではいけないと思うのです。新しい1年も絶えず、自分たちでいられますように。そんなグラフィックをつくりました。
めまぐるしいほどの変化が起こりそうな2024年ですが、自分を見失わずに、着実に前進する年にしたいと思います!Steenzに関わるすべてのみなさん、今年もどうぞよろしくおねがいします