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伝統芸能からタップダンスの世界へ。プロをめざして養成所に通うタップダンサー【Pal・18歳】

伝統芸能からタップダンスの世界へ。プロをめざして養成所に通うタップダンサー【Pal・18歳】

気になる10代名鑑」の587人目は、Palさん(18)。プロのタップダンサーをめざして、養成所に通いながら練習に励んでいます。リズム感を得るためにタップダンスを始め、次第にその世界の虜になっていったというPalさんに、活動するうえで大切にしていることやこれからの夢について、根掘り葉掘り聞いてみました。

Palを知る5つの質問

Q1. いま、力を入れて取り組んでいることを教えてください。

タップダンサーをめざして、アルバイトと両立しながら、練習に励んでいます。タップダンスは小学4年生からずっとやっているので、8年くらいやっています。いまは池袋にあるスタジオで、インストラクター養成コースに入っていて、実際に教えることもあります。

また、高校時代に結成した『444』というバンドに、パーカッションとして参加していて、メンバーと不定期で演奏したりイベントをしたりもしています。直近だと、11月にハッチハッチェルさんとアイリッシュコーヘイさんというプロのミュージシャンに共演をお願いして、イベントを開催しました」

 

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Q2. 活動を始めたきっかけは?

タップダンスを始めたきっかけは、母親に『リズム感覚を身につけられそうだよ』と言われて、教室に連れて行ってもらったのが始まりです。僕の地元は『秩父夜祭』という、ユネスコ無形文化遺産にも登録されているお祭りが有名な地域。両親はどちらもプロの太鼓奏者をだったので、僕も和太鼓をやっていました。

正直、始めたばかりのころは、タップの面白さがわからなくて……。でも、とりあえず続けてみるタイプなので、やり続けていたら、だんだんタップが踏めるようになってきて、気がついたらハマっていました。

いまは友達とシェアハウスしながら養成コースに通っているんですが、これがなかなか大変で……。バイトに一生懸命になればタップダンスが疎かになってしまうし、タップダンスの練習に全振りすると、生活が厳しくなるし。タップダンスに全振りするべきなのか、すごく悩んでいます」

Q3. どんなことをテーマにして、活動をおこなっていますか?

タップダンスをしているときのテーマは、とにかく楽しく踊ること。振り付けのことを考えながら踊ることもありますが、やっぱり僕自身が楽しんでタップを踏もうというのは、いつも心がけています。

最近は『BPM3で踊る』ことが僕の中でのテーマです。BPM3というのはつまり、1分間にメトロノームが3回しか鳴らないリズムなので、恐ろしいぐらいゆっくりしているのですが、その間にもステップを踏み続けて、リズムキープするんです。難しくてまだ全然うまくできないんですが、リズムがそろったときの快感は、何にも代え難くて気持ちいいんですよ」

Q4. 活動のほかに好きなことはありますか?

バンド活動ですね。バンドを始めたのは、ボーカルのトモカズに誘われたのがきっかけ。同じ学年で、僕らの高校の卒業式の日に、たまたま『今度、学内のイベントがあるからそこでバンドやらない?』と誘ってきて。急すぎて驚いたけど、もともと太鼓をやっていたのでパーカッションならできるかなと思って、参加しました。

正直、そのイベント1回きりだと思っていたので、まさか卒業しても活動するとは思っていませんでした(笑)」

444メンバーのトモカズさん(左)

Q5. 将来の夢は?

タップダンサーとして、もっとタップがうまくなりたいです。また、これはかなり先の話ですが、いつかライブハウスを経営したいという夢があります。最近、僕はとにかくライブが好きだということに気づいたんです。見るのも、舞台に上がるのも大好き。ライブの空気感って、他のものには代えられない魅力があると思っています。大きくなくても、お客さんの顔が見えるぐらいのライブハウスで味わえるグルーヴ感はたまりません。

そこに、おいしいごはんやお酒があったら、きっと、みんなが笑顔になる時間が生まれると思うんですよね。月1回にくらい、タップダンスのセッションイベントなんかできたら、最高だろうなって考えています。僕の“好き”を詰め込んだような空間をいつかつくれるように、タップの活動も音楽活動も頑張っていきたいです

Palのプロフィール

年齢:18歳
所属:Rhythm Speaker
出身地:埼玉県秩父郡
趣味:タップダンス、ごはんをつくることと食べること
大切にしている言葉:好きこそ物の上手なれ、これでいいのだ

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Photo:Eri Miura
Text:Ayuka Moriya

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Ayuka Moriya

エディター

1999年生まれ、秋田県出身。東京外国語大学 国際社会学部在学時よりライター・エディターとして主にインタビュー記事の執筆、ディレクションに携わる。Steenzでは、2021年ローンチ当初より「気になる10代名鑑」のコンテンツ制作を担当。

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