Steenz Breaking News

ミニサイズやマルチユース、管理アプリも。環境負荷の大きい「コスメロス」を防ぐ工夫【Steenz Breaking News】

ミニサイズやマルチユース、管理アプリも。環境負荷の大きい「コスメロス」を防ぐ工夫【Steenz Breaking News】

世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする、「Steenz Breaking News」。今日は、最後まで使いきれず残りがちな化粧品の使い方についてご紹介します。

化粧品の消費期限、意識してる?

アイシャドウやリップスティックなど、かわいくて購入したものの、使いきれずに長くもち続けて、ついには消費期限を迎えてしまった……。そんな経験があるという人、多いのではないでしょうか。買ったコスメをしっかり使い切ることは、わたしたちがいちばん身近に取り組める、サステナブルなアクションともいえます。

通常、化粧品のパッケージには、開封後期限が表示されていますが、その期限より前だったとしても、日に当たってしまったり、高温な場所で保管したりすることによって、早く劣化してしまう可能性があります。そうなる前に、早めに使い切ることで、コスメロス(化粧品の廃棄)を防ぐのがベスト。環境を守れるうえに、そのほうが経済的ですから、コスメの使い切りを意識してみましょう。

ミニサイズやマルチユースで使い切り

特に使い切りが難しいのがカラーコスメ。使用期限が短いリップグロスやマスカラ、大きくて使い切れないチークなどは、ミニサイズがおすすめです。

ローソンで販売されている韓国コスメ「&nd by rom&nd(アンド バイ ロムアンド)」は通常よりも小さなサイズ感で、トレンドカラーが楽しめるブランド。抜け感のあるカラーバーム「グラッシーバーム」や、ツヤカラーがかわいい「グラッシーボムティント」、アッシュカラーとブラックの2色展開がうれしい「メロウボリュームマスカラ」など、欲しいものがまるっとそろうのも魅力のひとつ。11月には数量限定のホリデーカラーも発売されています。

また多色が詰まったアイシャドウパレットも、使い切りが難しいアイテムのひとつ。そこでおすすめなのは、韓国コスメ「Holika Holika(ホリカホリカ)」の「マイフェイブピースシャドウ」。31種もの単色アイシャドウと6種のグリッターから4つだけを選んで、自分だけのカスタマイズパレットをつくることができます。減りが早い色だけリピートしたり、気分で色を入れ替えたり、選ぶのも使うのも楽しいアイテムです。

普段はあまりメイクをしないという人や、よりアイテムを減らしたい人におすすめなのが、マルチユースのコスメ。「WHOMEE(フーミー)」の「ポッピンチーク」(1540円)は、リキッドタイプのチークですが、アイシャドウやハイライトとしても使用できる優れもの。アイシャドウとチークを同じカラーにすることで、顔全体に一体感が生まれ、メイクが苦手な人でもこなれた印象を演出できます。

手持ちコスメを一覧で確認できるアプリも

手持ちのコスメが増えてくると、以前買ったものを使いそびれてしまい、消費期限を迎えてしまうことも……。そんな人におすすめのサービスが、「Fu-Cosme(フーコスメ)」です。

コスメの管理アプリで、使用記録をタイムラインに投稿してシェアしたり、他のユーザーのメイクやアイテムも見ることができます。開封日や使用期限を記録したり、手持ちコスメを一覧で確認したりなど、コスメ好きにはうれしい機能が盛りだくさんですし、コスメロスの削減にもつながりそう。

コスメの使い方、見直してみよう

今回ご紹介したコスメを選んだり、アプリを使ったりする以外にも、残ってしまった色の使い方を改めて調べてみたり、組み合わせをいつもと変えてみたりなど、メイクを楽しむ中でも、コスメを無駄にしないための工夫はいろいろあります。新しいコスメを選ぶのは楽しいですが、ときには手持ちのコスメを見直してみたり、買うコスメの量を考えてみたりしてはどうでしょうか。

Text:Anna Usui

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Anna Usui

ライター

フリーランスの美容ライター。海外市場やエシカルコスメなどを中心に、美容情報を取材、執筆。 

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