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地域留学を選択して福島県に移住!イベント運営やDJなど、南相馬で新しいチャレンジを重ねる【倉本留玖・18歳】

地域留学を選択して福島県に移住!イベント運営やDJなど、南相馬で新しいチャレンジを重ねる【倉本留玖・18歳】

「気になる10代名鑑」の541人目は、倉本留玖さん(18)。大学に進学するタイミングで地域留学という道を選び、現在は福島県の南相馬市で暮らしながら、イベント運営などさまざまな活動に挑戦しています。地域での新しい出会いが転機となったと語る倉本さんに、活動をはじめたきっかけや将来の展望について、詳しく聞いてみました。

倉本留玖を知る5つの質問

Q1. いま、いちばん力を注いでいる活動は?

「地域留学を通して、いろいろな挑戦をしています。高校を卒業したとき、やり残したことがたくさんあって、後悔が残って。だからいまは、とにかく行動して、挑戦するようにしているんです。福島県の南相馬市を拠点に、写真を撮ったり、未経験から3か月の準備期間でDJに挑戦したりしました。

DJをやったイベントを通して、自分でもそういうイベントをやってみたいと思って、9月に『アニメナイト』というイベントを、イチから企画して運営しました。昔からアニメや漫画が好きで、同じような趣味の人たちで集まれたら楽しいだろうなって思ったんです。好きなものだからこそ、イベントにするのは難しかったし、集客もかなり大変でした。

地域留学で南相馬での地域留学は来年3月末までなので、前回の経験や反省を活かして、もっと多くの人を巻き込んだイベントを実施したいですね」

 

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Q2. 活動を始めたきっかけは?

「地域留学を決めたことです。高校を卒業したとき、3年間何も挑戦することができなかった後悔があって、通信制の大学に進んでもこれまでと同じような時間を過ごさないために、挑戦してみようと思いました。

地域留学を始めてから半年ほど経ちましたが、多くの人を見て、多くの挑戦をして、自分に自信がついたり、成長を実感したりするタイミングが無数にあって、入学前といまでは、かなり変化を感じます。自分自身の成長を実感するタイミングが無数にあることが、いまは何より嬉しいです。

Q3. 活動する中で大切にしていることを教えてください。

自分という“軸”をしっかり持つことですね。高校時代は、同級生にすごい人たちがいて、そんな人たちを自分を比較して、勝手に劣等感を抱いていたんです。

南相馬で出会った人も、すごい行動力があって、キラキラしているけど、なぜか劣等感を感じなくて。起業したり、移住したりしている大人はもちろん、少ないけど自分と同年代の大学生もいて、それぞれがやりたいことを楽しんでやっていて。そんな、地元にいたら出会えなかった素敵な人たちと出会って、たくさんお話しをする機会を得られました。

そんな人たちとも対等に話せるように、自分もしっかり軸をもって、自分を好きでいたいと思っています」

 

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Q4. 活動以外に好きなことはありますか?

趣味は、アニメ、ゲーム、メモ、映画、音楽、ラジオ……と、挙げればキリがありません(笑)。好きなものでもあるし、自分がつらい状況に置かれたり、考えに迷ったりしたときには、『もし自分が漫画やアニメの主人公だったらどうするかな』と考えて、目の前の壁に立ち向かっています。

特に少年漫画のキャラクターには、『諦めない選択肢』や『もう少し頑張ってみようと思えるエネルギー』をもらっています。地域留学も、最初は慣れない土地だったり、人間関係のつくり方がわからなかったりして、ホームシックを感じていたときもあったけど、 そんなキャラクターたちのことを考えながら乗り越えました」

Q5. 今後の展望や将来の夢を教えてください。

「いまはまだ、明確な夢とか展望はないですが、自分が南相馬の人たちに感じたように、頑張っている姿を見て刺激を与えたり、希望をもたせてくれたりするような人間になりたいです。

あと、高校時代、あまりまわりになじめなかったり、自分の好きなものや趣味のことを大きな声で言えなかったりした経験から、誰でも自分らしくいられる場所だったり、好きなものを好きと言える場所があったら素敵だなと考えています。なので、まずは小さいところから、そういう場所をつくりたいと思っています」

倉本留玖のプロフィール

年齢:18歳
出身地:愛知県愛西市
所属:ネットの大学 managara 地域イノベーターコース(さとのば大学)
趣味:アニメ・音楽・映画鑑賞(化物語、コードギアス、ガンダム、進撃の巨人etc)、ラジオを聞くこと
大切にしている言葉:「痛みが共わない教訓には意義はない」(鋼の錬金術師)

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Photo:Eri Miura
Text:Haruki Horita

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Steenz編集部

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