世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする、「Steenz Breaking News」。今日は、LUSHから新たに登場した豆腐を使ったヴィーガンシャンプーについてご紹介します。
10月19日発売！木綿豆腐配合のクリームシャンプー
フレッシュでオーガニックなフルーツや野菜などの原料にこだわり、動物実験をしないという信念で、新しい商品を生み出し続ける、英国発のハンドメイドコスメブランド、LUSH。10月19日に、新しいヘアケアコレクション5種が発売されました。そのうちのひとつ「ヴィーガンプロテイン」は、木綿豆腐が20％配合されたという、斬新なクリームシャンプーなのです。
木綿豆腐には、タンパク質とビタミンがたっぷり含まれています。パーマやカラーリングでダメージを負った髪に、潤いやコシ、輝きを与えます。また強い洗浄力からしばしば危険性が指摘されている界面活性剤、SLS（ラウリル酸ナトリウム）の不使用を実現し、マイルドな洗浄力ながら、余分な皮脂や汚れはすっきり落とします。
使用されている木綿豆腐は、群馬県みなかみ町で手づくりされたもの。山に囲まれた土地のミネラル豊富な湧水を使った豆腐です。みなかみ町は環境再生に取り組んでおり、LUSHとともに間伐材を使った包装紙などの開発も行ってきました。
アメリカでは大豆ベースの界面活性剤を開発中！
大豆とシャンプーの関係といえば、気になるニュースがもうひとつ。アメリカのシアトルに本拠地を置くスタートアップ企業「Sironix Renewables （サイロニクス・リニューアブル）」は現在、大豆ベースの「Eosix」と呼ばれる界面活性剤の開発に力を入れています。
一般的なシャンプーに使われる界面活性剤は主に石油からできており、壮快な泡立ち感や強い洗浄作用をもたらしてくれる一方で、肌への刺激が強かったり、環境に影響を与えることも報告されています。しかし大豆ベースの「Eosix」も、通常の界面活性剤と同様に、水分と油分をなじませる役割をもっています。もし「Eosix」が完成し実用化されれば、シャンプーだけでなく、洗濯用洗剤などにも使われるかもしれません。
人にも地球にもやさしいシャンプー、使ってみない？
今回紹介したLUSHの「ヴィーガンプロテイン」をはじめ、人や地球にやさしいシャンプーが増えています。多くの人が毎日のように使うシャンプーを、人にも地球にもやさしいものに変えることで、バスタイムが今よりもっと心地よいものになるはず。
Text：Tommy
