「気になる10代名鑑」の492人目は、euro skyさん(19)。慶應義塾大学で学びを続ける傍ら、作詞作曲から歌唱までおこなうシンガーソングライターとして、音楽活動をしています。日本の音楽を世界に発信していきたいと語るeuro skyさんに、作品のテーマや今後の展望について、詳しく聞いてみました。
euro skyを知る5つの質問
Q1. いまいちばん力を注いでいることは?
「シンガーソングライターとして活動しています。以前はバンドをやっていたんですが、自分で表現したいことは最後まで自分でやりたい思って、作詞・作曲・編曲・ボーカルまで、すべてひとりでこなしています。
妥協しないで、自分が思っていることや表現したいことを作品に落としこみ、形にすることにこだわっていて。今年の1月には、サブスクリプションで曲を公開しました」
Q2. 活動を始めたきっかけは?
「高校1年生のとき、友だちとバンドを組んだんです。最初はカバーをやっていたのですが、たくさんの音楽を聴いて、練習をしていくうちに、自分でも曲をつくれるんじゃないか、と思うようになりました。ピアノを小さいときから習っていたこともあって、作曲へのハードルは低かったのもありました
いざ、曲づくりに挑戦してみたら、すごく楽しくて。そこからずっと音楽をつくり続けています」
Q3. どんなことをテーマに創作活動をしていますか?
「『日本の音楽を、世界に自慢していく』というのが、作品づくりのテーマです。
日本の音楽は、まだ発掘待ちだと思っていて。海外で人気になる日本の音楽は、アニメの主題歌だったりすることが多いけど、もっとしっかり聴いてもらえたら、評価されるような音楽がたくさんあると思うんです。
それをアピールしていくことを、活動の根幹にしていきたいなと思っていて。ゆくゆくは、『アニメ』『マンガ』の立ち位置まで、日本の音楽の価値を高められたらと思っています」
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Q4. 自身のクリエイティブに影響を与えたものは何ですか?
「椎名林檎さんを敬愛しています。椎名林檎さんは、趣味で辞書を読んでいると聞いたことがあって。博識なのはもちろんそうだと思うんですけど、言葉の使い方がすごく上手だと思うんです。
例えば悲しいことを、ただ『悲しい』と表現するのではなく、どれだけ詩的に表現するかが、音楽では重要になってくると思うんです。それが、すごく巧みに表現されてるなって。歌っているときの感情の入れ方も、とても素敵だと感じます」
Q5. 今後の展望は?
「作品をずっとつくり続けていきたいです。音楽だけじゃなく、詩を書いたり、絵を描いたりすることにも興味があるので、いつか曲のジャケ写に使えたらなと思っています。
まずは、9月にアルバムを出す予定なので、それに向けた準備を頑張っています。今回のアルバムは、夜にベランダに出て、ただボーッとしている時間だったり、特別じゃない日の夜だったりをテーマにした曲を、10曲程度収録する予定です。ぜひ聴いてください」
euro skyのプロフィール
年齢:19歳
出身地:東京都大田区
所属:慶應義塾大学
趣味:徒歩で旅をすること
特技:二進数を指で数えること
大切にしている言葉:無難は最大の困難
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Photo:Eri Miura
Text:Chikiri Kudo