世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする、「Steenz Breaking News」。今日は、デリケートゾーンの環境を考え、特有の悩みに寄り添うソープをまとめてご紹介します。
「洗いすぎ」がにおいやかゆみの原因に?
みんさんは、デリケートゾーン用のソープを使用していますか? 普通のボディソープで洗っている、という人も多いと思いますが、実はそれが、悩みの原因を生むこともあるんです。
というのも、膣は肌とpHバランスが異なり、酸性に保たれることで細菌の繁殖などを防ぐことができます。しかし、ボディソープの洗浄力が高いために、必要な常在菌まで洗い流してしまったり、繊細なデリケートゾーンに刺激になったりすることもあるのです。そこで今回は、悩みに合わせたデリケートゾーンのケアアイテムを紹介します。
悩みによってそれぞれのケアを
皮膚科学から生まれた韓国・オリーブヤング(Olive Young)のスキンケアブランド「BIO HEAL BOH」は、デリケートゾーンに特化した泡タイプのソープ「プロバイオダム センシティブ フェミニンウォッシュ」を販売しています。肌のバリア機能の回復をサポートするマイクロバイオームなどの乳酸菌が肌環境を整えてくれて、肌の摩擦や乾燥によるかゆみが気になる人にもおすすめです。
また、このソープには“タンタン(はり)クリーム”の愛称で知られるブランドの人気製品「プロバイオダーム リフティングクリーム」にも使用されるスキンケア成分が配合されています。
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2023年5月にリニューアルした、フェムケアブランド「ピュビケア オーガニック(Pubicare organic)」からは、デリケートゾーンウォッシュの「フェミニン シフォン ソープ」が販売。新たに消臭成分「NONI」を配合し、においの元となる汚れを除去します。
ブランドによると、デリケートゾーンは体の中で最も繊細で経皮吸収が高い部分であるため、肌への優しさを追求するためにオーガニック成分を高配合すること、100%天然成分にこだわっています。
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肌にも、地球環境にも、動物にもやさしい生産過程
イスラエル発のクリーンビューティーブランド「ラヴィド(Lavido)」の「ラヴィド インティメイトリーユアズウォッシュ」は、植物オイルを配合したデリケートな肌のための弱酸性ボディウォッシュです。プレバイオティクス成分が配合されており、においのもととなる皮脂等をやさしく洗浄し、すっきりと清潔な肌に導きます。またソープ自体も、ゼラニウム、ラベンダー、ティーツリーが調和した爽やかな香りで、においが気になる人にぴったり。
また「ラヴィド」はヴィーガンフレンドリーなブランドで、クルエルティフリー(動物実験をしない)、グルテンフリーでもあります。デリケートゾーンに使用しやすいクリーンな処方もうれしいポイントですね。
Sacolinoのデリケート泡ボディソープ「UBU mofumofusoap」は、デリケートゾーンの不快な症状を軽減し、予防するために毎日使えるアイテム。肌への刺激を避けるためにトラブルを招く可能性のある13の成分を排除し、赤ちゃんや妊婦さんでも使える処方になっています。
また動物由来の原料を使用せず、製作過程での動物実験もしていないヴィーガンフレンドリーな商品・成分も自然由来にこだわっており、万が一、川や海に流れてしまっても害がないそう。毎日使うものだから、肌にも環境にも、やさしいものを選びたいですね。
デリケートゾーンの悩みは専用ソープで解決
最近ではデリケートゾーンケアへの関心が高まっており、ドラッグストアなどの身近な場所でもデリケートゾーン用のソープを購入できるようになりました。ケアの選択肢も増え、特有の悩みに寄り添うアイディア商品も、続々と生まれています。気になっているという方は、試しに使ってみてくださいね。
Text:Anna Usui