「気になる10代名鑑」の458人目は、秋田優奈さん(19)。美容師になることめざして日々勉強している美容専門学生で、これまでにショーやコンテストなど、さまざまな挑戦を積み重ねてきました。20歳の誕生日を目前にした秋田さんに、活動への思いや将来の夢を語ってもらいました。
秋田優奈の活動を知る5つの質問
Q1. 現在の活動について教えてください。
「現在は美容学校に通っていて、いまは国家試験に向けた勉強を頑張っています。それと同時に、作品撮りをしたり、コンテストに出場したりなど、来年度から美容師として活躍できるように、準備をしています。
先日は、全校で行われるヘアショーの実行委員長も務めました。9人の実行委員会と、60人の出場者をまとめるのは初めての経験で、大変でした。特に実行委員のメンバーは、熱意もこだわりもある子ばかりだったので、引っ張っていくというより、まとめ役としてみんなの意見を取り入れることを意識しました。コロナ禍以降、久々にお客さんを入れられるようになったので、見てくれた方に成功だと思ってもらえるよう、みんなでショーを作り上げました」
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Q2. 活動を始めたきっかけは?
「物心ついたころから、お化粧やヘアアレンジに興味があって。当時から、将来は美容に関わる仕事がしたいと思っていました。母の友人が美容師で、ヘアアレンジのやり方を教えてもらったのも、きっかけになった気がします。
撮影現場に出るメイクさんや、ウェディングのヘアメイクもいいなと思った時期もありましたが、美容学校の先生から『美容師からヘアメイクへの転向はできるけど、その逆は難しい』と言われて、まずは基礎となる美容師になろうと思いました。何より、髪に触ることがいちばん好きですし!」
Q3. 創作のインスピレーションはどこから受ける?
「InstagramやPinterestで、普段からいいなと思った作品を保存していて、いまの自分の好みやつくりたいテーマを整理するようにしています。作品撮りのときも、いろいろな作品のいいなと思う部分を少しずつ引き出して、組み合わせて自分のものにしています。
以前、校内のコンテストで2位になった作品は、マネキンの青い瞳の色から想像を膨らませて、中世ヨーロッパをテーマにして作りました。マネキンで作品を提出するときは、ヘアだけでなく、元々の顔を消して目を描いたり、メイクを施したりすることも多いです。
あとは、ハッピーな気持ちにさせる、カラフルな世界観や、ピクサースタジオのような世界観が大好きで。そういう世界観は、意識しないうちに作品の要素として取り込まれているなと感じます」
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Q4. 活動の原動力は?
「美容学生になってから、好きなことやるならとことん楽しもうって決めていて、勧められたものはなんでも挑戦しています。やらないと後悔するだろうなと思うので、迷ったらやるようにしてきました。なので、毎日朝早く学校に行って練習して、実習の準備しもて……。正直、忙しいけど、すごく充実しています!
いまは技能五輪全国大会という大会の準備をしていて。すでに美容師として働いている人や、美容学校の先生も出場するようなような大会で、これまで以上に高度な技術が求められるんです。自分らしいカラフルな作品で勝負したいと思っています」
Q5. 将来のビジョンは?
「お客さまに、技術面だけでなく、人間的にも頼ってもらえるような美容師になりたいです。美容師というのは、必然的にお客さまと長い時間過ごす仕事。だから、美容室にいる時間で少しでも前向きな気持になってもらいたくて。技術だけでなく、HAPPYを提供したいんです!
そのために、パターン化せずに常に新しい挑戦をし続ける美容師でありたいです。小さなことでも毎日変わり続けるぞという意識を持って、過ごしてゆきたいです」
秋田優奈のプロフィール
年齢:19歳
出身地:東京都多摩市
所属:美容専門学校
趣味:ダンス
特技:みんなを笑顔にできる
大切にしている言葉:思いやり
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