「気になる10代名鑑」の435人目は、あすみ(19)さん。東京ベルエポック美容専門学校で学びつつ、全国の美容学生を集めたコミュニティの幹部や、フリーランスの被写体として、幅広く活動しています。自分を理解し愛するという信念がすべての活動につながっていると語るあすみさんに、活動を始めたきっかけや、今後の展望についてうかがってみました。
あすみを知る5つの質問
Q1. プロフィールを教えてください。
「東京ベルエポック美容専門学校で、ヘアメイクについて学んでいます。学外の活動としては、『コンシャスジャパン』という、全国の美容学生とサロンさんをつなぐコミュニティの幹部として活動したり、趣味で被写体をしたりしています。
どの活動にも、中学3年生のときに、塾の先生にもらった『自分らしさを出せるように、あすみWorld全開で。その世界での主人公なんだから胸張って堂々と』という言葉を大切に取り組んでいます。心が折れそうなときでも、この言葉を思い出して、自分を勇気づけています」
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Q2. 活動を始めたきっかけは?
「コンシャスジャパンには、知り合いのつながりで参加するようになりました。最初は、いちメンバーとして楽しもう程度の気持ちで入ったのですが、幹部の方々の熱意に圧倒されて、自分もこの組織に役立ちたい!と思うようになったんです。そこから、マネージャー的な役割で関わるようになりました。最近はオフラインでのイベントが増えたので大変ですが、そのぶん、やりがいも大きいです。
被写体としての活動は、1年ほど前から始めました。ヘアメイクアップアーティストになる前に、撮られる側のことを知りたいと思って、作風が好きだったカメラマンさんに連絡したのがきっかけです。誰かの作品の一部になれるのが楽しくて、いまも続けています」
Q3. 活動するうえで大切にしていることは?
「活動だけじゃなく、人生において、自分で自分を理解して、認めてあげることを大切にしています。
生きていると、人と自分を比べて落ち込んでしまうことも多いと思います。でもひとりひとりに、個性や得意不得意があって当たり前だと思うんです。どんな場面でも、自分のことを無条件に全肯定できるのは自分だけなはず。なので、わたしはいつでも、自分が自分をいちばん理解してあげられるように努めています。この信念は、いくつになっても持ち続けていきたい、わたしの核なんです」
Q4. 活動する中で、悩みに感じていることは?
「被写体としての活動は、特に悩みが多いです。いまのわたしにとってのいちばんの課題は、カメラマンさんの世界観に飲まれてしまうこと。
世界観を受け止めつつ、自分の色を写真に落とし込めるのが理想なのですが、まだまだ難しくて……。わたしの個性は、大人な部分と子どもな部分を両方兼ね備えていることだと思うので、カメラの前でもこの二面性をうまく表現できるようになりたいです」
Q5. 今後はどういう活動をしていきたいですか?
「将来の夢は、ヘアメイクアップアーティストになること。具体的にどのジャンルでやりたいかはまだ模索中ですが、いつか美容業界を動かせるくらい、影響力を持つアーティストになりたいです。
被写体としての活動は、いまと同じように趣味というスタンスのままゆるく続けていきたいです。被写体活動を通して、ヘアメイクアーティストとしても成長していきたいです」
あすみのプロフィール
年齢:19歳
出身地:千葉県
所属:東京ベルエポック美容専門学校、コンシャスジャパン
趣味:被写体
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Photo:Eri Miura
Text:Mai Sugawara