「気になる10代名鑑」の422人目は、akimiさん(19)。世界で活躍するヘアメイクアップアーティストを志し、美容専門学校に通いながら、作品撮りに力を入れています。悩みながらもオリジナリティあふれる世界観を探求しているというakimiさんに、創作活動への思いに迫ります。
akimiを知る5つの質問
Q1. プロフィールを教えてください。
「原宿にある、ベルエポック美容専門学校に通っています。いまは美容師国家試験の取得に向けて勉強しているところで、毎週のように作品撮りの課題をやったり、施術技術をあげるために練習したりしています。
特に、作品撮りには力を入れていて。衣装についても、服飾学生の方と協力することもあれば、自分でも衣装を手がけることもあります。これまで撮った作品はInstagramにアップしていて、全体的にビビッドな色使いをしているのが特徴です」
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Q2. 活動を始めたきっかけは?
「もともと美容に漠然と興味があったんです。きれいなものとか、美しいものをつくり出すことって素敵だなと思っていて。それで、高校生になっていざ進路を決めるとなったときに『自分って何が好きなんだろう?』と改めて考えてみたら、やっぱり美容の道に進みたいと思ったんです。
あとは、ファッション業界で働いている姉の影響も大きいですね。スタイリストの仕事をしているので、雑誌や服が家にはたくさんありました。また、原宿というファッションやカルチャーの最先端の地で学べる環境にも魅力を感じて、いまの学校を選びました」
Q3. 活動するうえで、大切にしていることを教えてください。
「まだ自分の世界観といえるようなものは確立できていないのですが、オリジナリティを大切に、シンプルすぎない作品をつくることは意識しています。特に色使いにはこだわっていて、ビタミンカラーやビビッドな色を組み合わせてみたりとか。でも、色を使いすぎると幼くなってしまうので、そこのバランスは気をつけていますね。
美容師は、『この人に頼めば、こんな世界観に仕上げてくれる』というブランディングが大切だと思っていて。だからこそ、日々どうやって自分の世界観をつくりあげていくべきなのか、どう発信していくべきなのかは模索しています」
Q4. 活動をする中で印象的だったことを教えてください。
「専門学校で出会った、刺激的な同級生たちとの関係も印象的ですが、最近嬉しかったのは、まったく知らない方から、衣装のリースの依頼をいただいたり、ヘアメイクのご依頼をいただいたりしたこと。Instagramを見て声を掛けていただいて。発信してきて良かったと思えた瞬間でした。
できるだけ多くの人に自分の作品を届けられたらと思って、写真を多めに投稿したり、世界観をありのまま伝えられるように、自分で写真を撮ったりすることもあります」
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Q5. 今後の展望や将来の夢を教えてください。
「最近は就活もあってできていないんですが、またヘアメイクだけじゃなく、洋服をつくるところから自分で手がけた作品撮りをしたいです。あとは、モデルさんが複数人いる作品撮りにも挑戦してみたい。まだ、モデルさんひとりの作品撮りしかやったことがなくて。表現の幅をもっと広げていきたいです。
将来的には、世界で活躍できるヘアメイクアップアーティストになるのが目標。特にファッション雑誌『装苑』に憧れているので、誌面で活躍できるぐらいの技術と経験を積んでいきたいと思っています」
akimiのプロフィール
年齢:19歳
出身地:千葉県
所属:原宿ベルエポック美容専門学校
趣味:アニメやYouTubeを見ること
大切にしている言葉:自分らしさ
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Photo:Eri Miura
Text:Ayuka Moriya