Steenz Breaking News

おしゃれもサステナビリティも足元から。エシカルなサンダル4選【Steenz Breaking News】

おしゃれもサステナビリティも足元から。エシカルなサンダル4選【Steenz Breaking News】

世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする、「Steenz Breaking News」。今日は、これからの季節にぴったりの、地球にフレンドリーなエシカルサンダルをご紹介します。

サンダルの季節が到来!選ぶポイントは?

梅雨が明ければ、本格的な夏がスタート。そんな季節の足元の定番といえば、ビーチサンダルをはじめとした、軽やかなサンダルですよね。「新しいサンダルを迎えようかな」と思っているのなら、今年は”エシカル”に注目して、選んでみませんか。そこで今回は、エシカル視点で選びたい、NEWSなサンダルをご紹介します。

土に還る100%天然素材のサンダル「gurus」

天然ゴム100%でつくられた、土に還るサンダル「gurus(グルズ)」。豊富なカラーバリエーションが特徴ですが、その色の原料は、黒豆や抹茶粉、シナモンなど、すべて天然素材でできています。

 

カラーと並んで注目したいのは、その特徴的なフォルム。足の甲を支えるためのベルトと、オリジナルの鼻緒がついているだけのシンプルな構造で、素足のようなフィット感が魅力です。指の向きやクセに応じて左右で調整できるので、擦れにくく、履きづらさを感じづらいという機能性にも注目です。

また、エネルギーや資源の使用量をなるべく減らすため、天然ゴムはインドの農園で、手作業で丁寧に採取されています。

1足購入されるごとに、NPO団体『Trees for the Future』を通じて発展途上国に1本の木が植えられるという植樹活動も行っています。

 

トルコ発のビーガンロープサンダル「BOHONOMAD」

トルコ生まれのサンダルブランド「BOHONOMAD(ボホノマド)」は、トルコ・ムーラ県キョイジェイズにて、現地の女性たちによって1足ずつ手づくりでつくられています。季節労働が多いこの地域において、安定した長期的な雇用を生み出しています。こうしたサステナビリティも、重要な観点ですよね。

 

製品には、リサイクル可能なポリプロピレンのロープと、天然ゴム100%のアウトソールを採用。また製造時には、裁縫などは行わず、コテと接着剤、熱のみを使用。シンプルなつくりであるにもかかわらず、耐久性に優れて、洗濯機で丸洗いすることも可能。簡単にお手入れができて、長く使えるのは嬉しいですね。

 

allbirdsのサステナブルサンダル「Sugar Slider」

サンフランシスコ発のサステナブル・シューズ/アパレルブランド、allbirds(オールバーズ)からも、エシカルなサンダルが販売されています。

 

 

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こちらの「Sugar Slider」に使用されているのは、サトウキビからつくられたallbirdsオリジナルの素材「SwetFoam」。世界初のカーボンネガティブEVAで、スポンジのような弾力が特徴です。また、ストラップ部分は100%リサイクルポリエステル、ストラップエンドにはバイオ素材を使用と、さすがallbirdsらしい、サステナビリティにこだわった材料がつかわれています。

廃タイヤで作られたindosoleのビーチサンダル「Flip Flops」

indosole(インドソール)は、廃タイヤのアップサイクルに取り組むバリ島発のフットウェアブランドです。多くのタイプが販売されていますが、今回おすすめするのは「Flip Flops(フリップ フロップ)」。

 

 

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アッパーには天然ゴムやヴィーガン素材を使用し、ソールには「SETT技術」という特殊技術を使用した廃タイヤを採用。グリップ力と耐久性が高くて履き心地も良く、さらにカラーやデザインも豊富です。

タイヤの廃棄は世界的な問題になっています。ゴムの性質上、自然に分解されることはなく、河川などに不法投棄されたタイヤはずっと残り、蚊の繁殖地などになってしまうそう。また発展途上国では安価な燃料代用品として使用されており、燃焼時に出る有毒なガスによる環境や生物への悪影響も大きな問題です。

エシカルサンダルで夏をもっと楽しもう

安くてかわいいサンダルが簡単に手に入る時代ですが、すぐに飽きてしまったり、壊れたりして捨ててしまうようでは、環境への負荷は大きいまま。せっかく買うのなら、お気に入りのサンダルを長く大切に履きたいもの。ぜひ、今回の記事を参考にしながら、あなたのお気に入りを見つけてください。

Text:Tommy

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Tommy

ライター

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