いまや、スマホひとつであらゆることが完結できるようになって、荷物といえば、ミニバッグや小さな折り畳み財布など、だんだんミニマムになっていますよね。
しかし! それでも手ぶらとはいかないのが、日々勉学に勤しむ学生さんたち。教科書やPC、さらにいろいろな活動で使うものなど、ミニマムではいられません。令和時代のいま、授業のある日はどんなものを持ち歩いているんでしょうか。この企画では、街ゆく学生さんにお声かけして、その持ち物にを見せてもらいました。バッグのなかに潜む、“若者のリアル”を徹底解剖していきます!
前回に引き続き、東京大学の学生さんに突撃インタビュー。朝練を終えた後の「東京大学女子ラクロス部 Celeste」のメンバーを捕まえて、バッグの中身を見せてもらいました。
朝練、授業、バイトと過密スケジュールをこなす女子ラクロス部員のMYバッグとは?
ーまずは自己紹介からお願いします!
「教養学部の2年生です。ラクロス部に所属しています」
ーどんなバッグを使っていますか?
「ノースフェイスのリュックを使ってます。荷物がたくさん入るのと、色がかわいくて、気に入ってます」
ー気になるバッグの中身を見せてください!
「授業ではMacbookとiPad、両方を使ってます。iPadはノート替わりにして使っていて、ペンを使ってメモしたりしてます」
「水筒とプロテインを飲むためのシェイカーです。筋トレの後は、毎回プロテインを飲むようにしています」
「ラクロスのゴーグルとマウスピースです。歯と目はちゃんと守らないと、本当に危険なので……」
「これはラムネ入れです(笑)。小腹が空いたときとか、勉強中とかに軽くつまめるように持ち歩いています。ラムネを持ってると、余計やお菓子を買わなくて済むので、無駄使いも減ります!」
ーありがとうございました!
後輩思いのラクロス女子のMYバッグ事情をインタビュー
ーまずは自己紹介からお願いします!
「仲菜花と言います。文学部の2年生です」
ー部活やサークルに入ってますか?
「東大のラクロス部に所属してます。部活は基本毎日あるので、ラクロスのアイテムは常に持ち歩いています」
ーバッグはどんなものを使っていますか?
「Colemanのリュックです。とにかく大容量なものを、という理由でこれにしました。前はもう少し小ぶりなノースフェイスのリュックを使っていたのですが、全然荷物が入り切らなくて……(笑)」
ーバッグの中身も見せてください!
「まずはパソコンから。バイト用のMacと、自分用のWindows、2台を持ち歩いています。塾講師のバイトをしていて、オンラインで中高生の勉強計画を一緒に立てたり、面談をしたりするので、Macbookをひとり1台支給してもらえるんです」
「ラクロスのボールとゴーグルは、常にリュックの中にいます(笑)。ラクロスって、ボールがけっこう硬いので、ゴーグルがないと本当に危険で。中には、歯が折れちゃった子もいるんですよ……」
「部活で髪がぐちゃぐちゃになるので、ヘアアイロンとワックスは必須です。このヘアアイロンは充電式なので、コンセントがない場所でも使えて、めっちゃ便利です」
「これは部活の後輩にもらったキーホルダーです。この1年間、後輩の育成担当をしていたんですけど、ありがとうございましたってわざわざ作ってくれたんです」
ースマホも見せてください!
「iPhone13を使っています。ケースは、デザイン性というよりは、耐久性を重視しているので、シンプルなものを使っています」
ーお財布も見せていただけますか?
「財布はコンパクトなものが好きなので、三つ折りのもので。現金は7000円くらい持ってます。1万円ずつおろして、足りなくなったらまた降ろして、というサイクルで管理しています」
ゴールキーパーは荷物も大量!大きなMYバッグを拝見
ーまずは自己紹介からお願いします!
「中村キアラです。同じく、文学部の2年生です」
ー部活やアルバイトなどは?
「わたしもラクロス部に所属してます。バイトはしてないです」
ー早速ですが、どんなバッグを使っていますか?
「部活の荷物が本当に大量なので……(笑)、荷物が入るものを探し続けていたら、このadidasのリュックというか、旅行用バッグに辿り着きました」
ーバッグの中身も見せてください!
「授業で使うのは、基本的にパソコンのみで解決できるようにしてます。Macbookを使っています」
「わたしはポジションがゴールキーパーなので、他の人より荷物がちょっと多いんです(笑)。胸当てと、グローブ、ヘルメットは必須なんですよ」
練習用のシューズも、毎日持ち歩いてます。
ーお財布も見せてもらえますか?
「コーチの三つ折り財布を使っています。冬のモデルのものだったかな。
現金は6000円くらい持ち歩いていますね。現金がないときだけ、PayPayをたまに使う感じです」
ーなかなか見られる機会の少ない、部活女子のリアルなバッグ。部活や授業、そしてアルバイトと、時間をやりくりしながらバランスよくさばいている3人のタフさに脱帽です。ご協力ありがとうございました!
Photo:Kaori Someya
Text:Sayuri Otobe
Edit:Atsuko Arahata