「気になる10代名鑑」の408人目は、KIHARU（19）さん。美容師になるべく、美容専門学校に通いながら、全身にこだわった作品撮りをしています。美容と同じくらいファッションにも好きだと話すKIHARUさんに、活動に込めた想いや、将来の展望についてを語ってもらいました。
KIHARUを知る5つの質問
Q1. どんな活動をしていますか？
「美容師をめざしていて、いまは美容専門学校に通っています。美容師になるのに必要な国家資格を取るための勉強をしつつ、個人的な活動として、ファッションにもこだわった作品撮りをしています。
ヘアの技術以外にも、美容師に求められるものは多いなと感じていて。例えばファッションのセンスとか、作品としてクオリティを高めるための知識や技術とか……。なので、作品撮りをするときは、ファッションセンスが伝わることを重視しています。最近はカメラも始めて、練習しています」
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Q2. 現在の活動をはじめたきっかけは？
「もともとファッションや美容が大好きで、中学生のときには、美容専門学校に通いたいと思っていました。
小さいころから、親を困らせるくらいファッションにこだわりがあったんです。高校生のときには、文化服装学園に進むか、美容の専門学校に進むかで、とても悩みました。でも、もしも美容師になりたいと思ったら、国家資格が必須なので、選択肢を減らさないためにも、いまの学校に決めました。
進学した当時は、少し服飾の学校にも未練があったのですが、いまは独学でファッションを吸収しようと努力しています」
Q3. 創作活動のテーマは？
「作品撮りをするときは、テーマは細かく決めていないんです。友人と集まって、お互いに撮影し合うことが多いんですけど、自分たちの好きなものを好きなように組み合わせて、自由なスタイリングを意識しています。
個人的には、一点ものである古着に魅力を感じていて。特に、メンズよりレディースのアイテムを使った、中世的なファッションに関心があります。70年代のヴィンテージのものが好みで、よくスタイリングに取り入れています」
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Q4. 影響を受けた人物は？
「GUCCIのクリエイティブディレクターを務めていた、アレッサンドロ・ミケーレの世界観に、強く影響を受けました。
彼の発想は他の誰とも違っていて、心の底からかっこいいと思います。特に2023SSコレクションのショーが印象に残っています。すべてのスタイリングに双子のモデルが起用されていて、その斬新さは衝撃でした」
Q5. 将来の夢は？
「ヘアだけでなく、メイクやファッションなど、全身をプロデュースして、撮影までできるようなサロンをつくりたいです。いちばんかっこよかったり、かわいい状態って、美容院に来て、セットし終わった瞬間だと思うんですよね。その瞬間を、最高な姿で写真に残したいんです。
いまはひとりひとりに似合うヘアをしっかりつくれるように学びながら、違うジャンルで頑張っている同世代とたくさん出会って、将来一緒に仕事できるような関係を築いていきたいです」
KIHARUのプロフィール
年齢：19歳
出身地：茨城県高萩市
所属：東京ベルエポック美容専門学校
趣味：服を見に行くこと・読書・カメラ
大切にしている言葉：やらなきゃ始まらん
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