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目印は「よりそうecoマーク」。エーザイが独自の環境配慮基準を策定【Steenz Breaking News】

目印は「よりそうecoマーク」。エーザイが独自の環境配慮基準を策定【Steenz Breaking News】

世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする、「Steenz Breaking News」。今日は、各企業が独自に設定している「エコマーク」についてご紹介します。

エーザイが独自の環境基準とエコマークを策定

「チョコラBB」や「トラベルミン」などで知られるエーザイ株式会社は、自然環境に配慮した独自の取り組みとして、「エーザイコンシューマーhhc事業部環境配慮基準」と「よりそうecoマーク」を定めました。

エーザイの環境配慮基準は、4つの対応環境テーマから構成されています。例えば「リサイクル原材料を容器包装で10%以上使用」や「植物性インキをパッケージに採用」など。そして、これらの基準を満たした製品に「よりそうecoマーク」が付いているのです。

地球環境に寄り添う「よりそうecoマーク」

「よりそうecoマーク」のデザインは、エーザイ株式会社の「すべての⼈々に寄り添い、⼈々が健やかに暮らす世界をいつまでも実現してゆくために、地球環境に寄り添う」という環境スローガンを表現したもの。わたしたち消費者が、ひと目見て、環境に配慮した製品だとわかるようにつくられました。

そして、エコマーク付きの製品の第1弾として発売されたものが、「チョコラBB スパークリングマスカット味」です。

「疲れたときと肌荒れに」のキャッチフレーズでお馴染みの、「チョコラBBシリーズ」の中でも、ドリンクタイプで手軽さが魅力の「チョコラBBスパークリング」。今回は、ラベルの印刷インキの一部に、植物由来の原料を使っていることから、「よりそうecoマーク」が付けられています。

企業独自のエコマークに注目

大手製菓会社である株式会社ロッテでも、「森林認証紙や再生紙の使用」や「プラスチック使用量を従来の製品より10%以上削減」など、独自の基準をクリアした製品に「スマイルエコマーク」が付いています。

例えば、「雪見だいふく」のフタ部分には森林認証紙を、「Ghana」や「チョコパイ」のパッケージには再生紙を使用するなど、100以上の製品が環境に配慮して製造され、スマイルエコマークが付いているのです(2022年3月時点)。ぜひ購入をする際に、パッケージを確認してみてください。

また独自のエコマークは、「クノールカップスープ」や「ほんだし」などを製造する、味の素株式会社でも。

 

「詰め替えができる製品」や「紙箱をなくし、個袋を外装した製品」など、容器包装の面で環境に配慮している製品に、「味なエコマーク」を付けています。2023年3月時点で、マークが付いている製品は、205品目にものぼるそうです。

また同グループの「味の素AGF株式会社」では、包装材の一部に植物性プラスチックを使用してる製品に、「ほっとするエコマーク」を記載。このマークが付いた製品を購入することによって、石油由来原料とCO2排出量の削減につながります。「ちょっと贅沢な珈琲店®」や「ブレンディ® スティック」などに付いているため、コーヒー好きな人はチェックしてみてください。

 

このように、企業独自のエコマークは、意外とあります。もしかすると、あなたが普段購入している製品にも付いていて、知らないうちにエコなアクションをしているかもしれません。何かマークが付いている場合は、調べてみるのも面白そうですね。

Image:PRIMES
Text:Yuki Tsuruta

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Yuki Tsuruda

ライター

鹿児島県在住のフリーライター。販売職や事務職を経験後、2020年5月からフリーランスのライターへ。執筆ジャンルは、ものづくりやSDGsなど。

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