世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする、「Steenz Breaking News」。今日は、ユニリーバが消費者と一緒に開発した、100％生分解性のサステナブルな全身ソープについてご紹介します。
キャンプや海で使いたい100％自然に還る濃縮全身ソープ
ユニリーバ・ジャパンは2023年4月17日より、100％生分解性の濃縮全身ソープ「レセナ ザ サステナブル コンパクト ソープ」を発売しました。このソープは、キャンプや登山、サーフィンなどといった、自然の中で過ごす際にも、自然をなるべく傷付けずに、顔や手、体を洗えるようにつくられた、サステナブルな商品で、キャンプ場等の施設や専門店でも販売します。
「生分解性」とは、微生物が分解して自然に還るものを指します。このソープには、生分解性分を100％使用し、微生物によってすべて水と二酸化炭素に還ります。
持ち運びに便利＆水を減らした濃縮ジェルタイプ
水の含有量を減らした、ジェル状の濃縮タイプ。従来のボディソープの半分の量でもしっかり泡立つので、水や資源を節約できるうえ、小さく持ち運びにも便利なアイテムです。
ソープはふたつのタイプがラインナップされていて、汗をかいたり匂いが気になるときにぴったりな、爽やかなシトラスの香りの「レセナ ザ サステナブル コンパクト ソープ ヤマ」と、海で日焼けした肌も優しく洗う、ジェンダーレスでフレッシュな香りの「レセナ ザ サステナブル コンパクト ソープ ウミ」。使用シーンや好みで選べます。
大企業とユーザーが一緒に商品を企画！
ユニリーバは、ヘアケアの「ラックス」、ボディウォッシュや洗顔料などの「ダヴ」など、身近な商品を販売している巨大なグローバルブランド。そんなユニリーバが今回、消費者と一緒に商品開発をしたというのも、注目したいポイント。
ユニリーバが取り組んでいる「CAERU（かえる）プロジェクト」は、世の中のモヤモヤや当たり前を「変えて」いく、オープンイノベーションの仕組み。クラウドファンディングを通じて、消費者と対話することで、これまであまり目を向けられてこなかったさまざまな悩みを掘り起こし、新しい製品を開発して提供することをめざしています。
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このプロジェクトを通じて生み出されたのが、今回ご紹介した「レセナ ザ サステナブル コンパクト ソープ」。
例えば、例えばパッケージ上部に施された穴は、カラビナなどを通して持ち運ぶアウトドアユーザーのために空けられたもの。また片手でも使える、本体と一体化したキャップも、荷物がかさばる場面でも使いやすく、丈夫でエコなパッケージにしたのだとか。自分たちの声でサステナブルな商品が生まれるなんて、素敵なことですよね。
商品を応援買いしたり、自分たちが声を上げて商品に反映したり、さまざまな方法でサステナブルな活動に参加できる「CAERUプロジェクト」の今後にも注目です。
Text：Anna Usui
