世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする、「Steenz Breaking News」。今日は、アメリカ生まれのアウトドアブランド「Cotopaxi（コトパクシ）」の社会的な取り組みついてご紹介します。
貧困問題に立ち向かうアウトドアブランド「Cotopaxi（コトパクシ）」
Cotopaxi（コトパクシ）は、アメリカ・ユタ州で生まれたアウトドアブランド。バックパックをはじめ、アウターや帽子など、アウトドアシーンだけでなく、日常使いもしやすいアイテムを展開しています。
そのいちばんの特徴は、持っているだけでハッピーな気分になれそうな、カラフルな色使い。しかし、このブランドの魅力はそれだけではありません。
本国アメリカでは、貧困問題と環境問題に立ち向かうアウトドアブランドとして、人気を博しているんです。
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創業者であるデイビス・スミスは、ラテンアメリカで過ごした幼少期に目の当たりにした貧困問題を解決したいと、このブランドを立ち上げました。そして収益の1％を、貧困解決への取り組みや地域開発支援などに寄付しています。
また、どのアイテムも、基本的にリサイクル素材の使用が優先されています。パッチワークのようなカラーパターンのデザインは、工場でいらなくなった素材を使用しているからなのです。
アメリカの非営利団体「B Lab」が運営している、国際的な民間の認証制度「B Corporation（ビーコーポレーション）認定」も受けており、環境・社会への配慮や公益性の高さは、ここでも評価されています。
コレクション「Del Día」は唯一無二のサステナブルコレクション
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コトパクシのアイテムで最も人気なのが、バッグコレクション「Del Día（デルディア）」です。Del Díaのアイテムもすべて、他社製品の工場で生まれた端材が使用されています。
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このコレクションのユニークな点は、なんといっても「唯一無二」であること。職人の感性によって選ばれているというカラーパターンは、何ひとつ同じものがないのです。
そのため、オンラインショップで購入した場合、どのカラーになるのか、届いてみるまでわかりません。そんなワクワク感もまた、このブランドが支持される理由のひとつかもしれません。
1月には下北沢に国内初店舗がオープン！
いままで、日本ではオンラインでしか購入できなかったコトパクシですが、2023年1月10日、東京・下北沢に国内初店舗がオープンしました。場所は下北沢の複合施設「reload（リロード）下北沢」の中です。
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いままでランダムでの購入のみだったバッグコレクション「Del Día」ですが、「やっぱり自分でカラーを選びたい」という人にとって、直接見て選べべる選択肢が増えたのは嬉しいこと。世界にひとつしかないアイテムの中から、お気に入りのカラーを見つけることができちゃいます。
社会問題に向き合い、サステナブルな生産背景をもつコトパクシのアイテムは、アウトドア好きもそうでない人も楽しめること間違いなし。新しい季節を、カラフルなアイテムとともに迎えてみませんか？
Text：Tommy
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