「気になる10代名鑑」の321人目は、うにいさん(17)。原宿でファッションスナップの撮影を受けるなど、おしゃれを全力で楽しむ高校2年生です。「ユニコーンになりたい!」という独特な夢を語るうにいさんに、いまのスタイルを見つけたきっかけや、これからのビジョンについて、話を聞いてみました。
うにいを知るための5つの質問
Q1. いま力を入れていることは何ですか?
「ユニコーンになることが夢です! だから、ユニコーンになれるようなファッションやメイクを研究しています。
非現実で、夢みたいで、かわいくて……そんなユニコーンは、ワガハイの大好きな要素を兼ね備えている唯一無二の素敵な存在です。中学生のころから、どうしたらユニコーンに近づけるか、日々試行錯誤しています。
どうやって生きていくかの願いとしては、美容師になりたい! ワガハイは、学校の勉強がホントに苦手で苦手で……(笑)。でもそのために、いまのうちに何か勉強しておきたいなと思って、色彩検定を受けました。これからも自分で決めた目標を実現できるよう頑張り続けたいです」
Q2. いまのスタイルを生み出したきっかけは?
「今のファッションをしはじめたのは去年の3月ごろからです。
もともと絵を描くことが好きで、自分が描いているような服を着たいという思いはあったけど、なかなか一歩踏み出せずにいて……。でもInstagramを始めて、ファッションを自由に楽しんでいる人がこんなにたくさんいるんだと知って、『自分もそうしよう!』と、好きな服を着始めました。
特に影響を受けたのは、渋谷発のパンク・アイドル『東京サイコパス』のメンバーのカオス・ゾルディックさんです。カオスさんのファッションを見てを見て、自由さを知ったといっても過言ではありません。ファッションだけじゃなく、作品も魅力的で、とにかく目が離せない!大好きな人なんです」
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Q3. 生活する中で心がけていることはありますか?
「美術館、水族館、植物園などいろいろな場所に積極的に行って、たくさんのものを見て聞いて、吸収するようにしているんです。
そうやって吸収したものをベースに、ワガハイなりに作り替えて、ファッションに落とし込むことが好き。例えば、もっと子どもっぽい印象にするためには、何色を使ったらいいんだろうと思ったときは、公園の遊具からインスピレーションを受けて、それをファッションにつなげたり。
吸収と再構築の繰り返しが、今のワガハイのアイデアやスタイルを作り上げていると思います」
Q4. ファッションを楽しむ中で印象的だった出来事を教えてください。
「去年の6月に原宿でファッションスナップを撮ってもらったことです。
原宿でスナップを撮ってもらうことに、ずーっと憧れていて。初めて声をかけてもらったときの感動は、いまでもハッキリ覚えています。自分のファッションを見てくれる人がいるんだという実感が湧いて嬉しかったですし、スナップを撮ってもらってから、もっともっとファッションが好きになりました。
あと、こういう服を着始めてから、道でよく声をかけられるようになりましたね。スナップを見てくれた人とか、あと最近は特に、海外の人から『一緒に写真撮っていいですか?』と声をかけていただくことが多くて。それは単純に嬉しいです!」
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Q5. 活動を通して、実現させたいことビジョンはありますか?
「ワガハイが自由にファッションを楽しむ姿を通して、自己表現の楽しさをみんなに知ってもらいたいです。いまはファッショニスタとして、そしてゆくゆくは美容師として、自由なファッションを広めるアイコンになりたいです。
みんながお互いの違いを認め合って、尊敬し合える世の中にしたいんです」
うにいのプロフィール
年齢:17歳
出身地:東京都
趣味:お出かけ
特技:チョコを大量に食べること
大切にしている言葉:好きなことだけは、死んでも離すな
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Photo:Eri Miura
Text:Mai Sugawara