タイムリーな話題から、カルチャー、さらには社会問題まで、さまざまなテーマについて、リアルな10代の声を聞くシリーズ「10代リアルVOICE」。
今回のテーマは「お正月の過ごし方」。今年は実に3年ぶりの行動制限のない年末年始。すでにお休みに入られている方も多いのではないでしょうか。そこで、学業以外にもアクティブに活動するリアルな10代6名に、お正月の過ごし方について聞いてみました。
1. 鵜飼ひなたさん「帰省して、地元を満喫します!」
「地元・福岡に帰省して、家族や地元の友達とお正月をのんびり過ごします。 仲のいい友達と太宰府天満宮へ初詣に行く予定で、いまからとても楽しみです!
あとは、10歳年の離れた妹がいるので、一緒に家でまったり過ごしたり、海にピクニックに行ったりも。 地元は海に囲まれていて、自然豊かな場所なんです。とにかく、今年のはじまりは地元を満喫することになりそうです!」
2. Risaさん「母の故郷であるフィリピンで年を越します」
「今年は母の故郷、フィリピンで年を越す予定です。実は急遽、行くことが決まって。コロナのせいでずっと親戚に会えていなかったので、久しぶりに会えるのがすごく楽しみ。そもそも海外自体すごく久しぶりで、少し緊張していますが、ワクワクのほうが大きいです!
フィリピンの年越しはすごく面白くて、小さいラッパのようなもので音を鳴らしたり、家庭で花火を打ち上げたりするんです。とにかく賑やかで、迫力があります」
3. りょうたさん「親戚が大集合して、恒例の運動会を開催します」
「年始には、毎年恒例の『赤城家大運動会』が待っています。いとこが陸上・野球・サッカー・テニス・バスケ、と全員違うスポーツをやっていて、元旦はこれらをすべて親戚みんなでやるんです。祖父が現役のマスターズ選手なので、ガチンコになってスポーツをします。
また、私自身は成人式があるので、久しぶりに小学生や中学生の人と会って、ごはんを食べに行ったりする予定です。成人式では、新成人代表で話す機会もあるので、いまからとても楽しみです」
4. 戌宮はつねさん「着物を着て、初詣に行きます!」
「元旦はいとこと一緒に着物を着て、初詣に行きます! 浅草に行こうか、それとも鎌倉にしようかで、いま迷っているところです。
年賀状のためのイラストも描きたいけど、大学からは大量に課題が出ているので……。お正月休みだから、ゆっくりしたい気持ちはありますが、なんだかんだで大忙しのお正月になりそうです」
5. かほさん「バイト三昧!落ち着いたら、旅行に行きます」
「年末からずっとバイト三昧の予定です。まわりの友達が帰省してしまい、特に遊ぶ予定もなくて……。なので、この期間しっかり働いて、留学費用をガッツリ貯めようと思っています!
お正月のピークが落ち着いたら、四国旅行をする予定なんです。ANAの国内線セールで購入しました!」
6. ささきなるみさん「巫女のアルバイトをして、みかんを食べまくる!」
「今年は神社で巫女のアルバイトをします。先輩から紹介していただいて、やることになりました。
とはいえ、冬休みが終わると同時に、大学の課題の講評があるので、空いている時間はほぼ制作になると思います……。家で過ごす時間が多いと思うので、みかんを食べながら頑張りたいなと思っています」
帰省して久しぶりの家族との再会を楽しんだり、アルバイトに明け暮れたり……。時代や世代は変われども、お正月の過ごし方はそれほど変わっていないようです。きっとそれぞれにとって、素敵なお正月になることでしょう。よいお年を!
Photo:Eri Miura
Text:Ayuka Moriya