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多くの人にモルックを知ってほしい。野球の名監督に背中を押されて、同好会を立ち上げた高校生【夏椰人・18歳】

多くの人にモルックを知ってほしい。野球の名監督に背中を押されて、同好会を立ち上げた高校生【夏椰人・18歳】

「気になる10代名鑑」の1049人目は、夏椰人かやとさん(18)校内にモルック同好会を立ち上げ、会長として活動してきたアクティブな高校生です。野球の栗山英樹監督から大きな影響を受けたと話す夏椰人さんに、当時のエピソードや将来の展望について詳しく伺いました。

夏椰人を知る5つの質問

Q1.プロフィールを教えてください。

芝国際高等学校で校内モルック同好会『しばック』を立ち上げ、会長兼キャプテンとして活動していました。いまは、会長の肩書きを後輩に引き継いでいるのですが、受験勉強と並行して練習には参加しています。

モルックは、12本の木製のピンをモルックと呼ばれる棒で倒して得点を競うスポーツで。1本だけ倒した場合はそのピンに書かれた数字の点数、複数本倒した場合は倒した本数が点数になります。ちょうど50点を取ったチームが勝ちというルールです。ぴったりのスコアを狙うための駆け引きが、このスポーツの魅力ですね

Q2.活動を始めたきっかけは?

ソフトボールの後藤希友選手が好きで、中学2年生のときに彼女が出演していたジャンクスポーツというテレビ番組でモルックを知りました。『こんなスポーツがあるんだ、面白そうだな』と思って。高校に入学したタイミングで、同好会を立ち上げようと決意しました。

高校自体が設立されてから日が浅く、新しい組織の立ち上げに協力的だったこともあり、イベントでできたつながりやインスタを駆使してなんとかメンバーを集めることができたんです」

いっしょに取材を受けた現代表のちぃさん。

Q3.影響を受けた人物は?

中学校の大先輩である、栗山英樹さんです。2023年のWBCの直前に、母校訪問で中学で講演会に来ていただき、当時の僕は野球部員で、かつスワローズファンでもあったので直接会話する機会があって。いろいろとお話しさせてもらった中で、『とを』という一言が印象に残っています。

このあとに『憧れを超えた侍たち』というWBCのドキュメンタリー映画を観たのですが、栗山監督が選手にかける言葉や姿勢が、ぼくと話していたときとまったく同じで。ひとりの野球人として扱ってもらえてたことを実感しました。彼の言葉があったから、高校に入ったときに新しい環境でゼロから頑張ろうと思えたんです

Q4.活動するうえで、大切にしていることは?

まずは、にモルックをうということを大切にしています。昨年年はでモルッ験を開催して、それがきっかけで入部してくれたひとも多いんです。うちの学校の同好会に入ってもらえるのがいちばんなんですけど、モルックに興味を持ってくれていたら他の学校に入っても対戦相手として戦えるでしょうし、それはそれで嬉しいです

Q5.将来の展望は?

モルックは、大学に入っても続けたいです。生涯スポーツと呼ばれているので、サークルを探してもよし、チームをつくってもよしという気持ちで、長く取り組んでいきたいと考えています。同好会に関しては、できる限り続いてほしいですね。校内の同好会だけにとどまらず、『しばック』をクラブチーム化しても面白いんじゃないかと考えています。そうすれば校外の生徒や大学生も関係なく参加できて、もっと交流が広がると思うんです。

あとは、『モアナと伝説の海』が大好きなので、大学では本格的にポリネシア文化を学びたいです。作品を深く理解しようと調べていくうちに、な神話ンを受けていることを知って。ウイや話についての考察が深まったら、もっと楽しめるようになったので、専門的に勉強してみたいと考えています

夏椰人のプロフィール

年齢:18歳
出身地:東京都小平市
所属:芝国際高等学校
趣味:モルック、野球観戦、ソフトボール観戦、アコースティックギター
特技:スノーボード、スキー
大切にしている言葉:「夢は正夢」

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Photo:Nanako Araie
Text:Yuzuki Nishikawa

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