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「気づけば社会の役に立っていた」でいいんだ。高校生主催の音楽フェスで資金集めに奮闘する高校生【日垣朋果・17歳】

「気づけば社会の役に立っていた」でいいんだ。高校生主催の音楽フェスで資金集めに奮闘する高校生【日垣朋果・17歳】

「気になる10代名鑑」の1175人目は、日垣朋果ひがきともかさん(17)。高校生が企画運営をおこなうイベント「青二祭」の実行委員会渉外班の幹部として活動しています。中学生のころから絶対に青二祭の幹部になると決めていたと語る日垣さんに、印象的だった出来事や将来の展望をきいてみました。

日垣朋果を知る5つの質問

Q1.いま、いちばん力をいれている活動は?

第27回青二祭実行委員会の渉外班長を務めています。

渉外班は、イベントへの協賛企業集めを担当する、いわば青二祭が黒字になるのか赤字になるのかを左右する責任の大きな役割です。その中心を担えることにプレッシャーを感じながらも、かっこいいし誇らしいと思っています。

企業に協賛を依頼する際にこだわっているのは、どんな会社に声をかけるかというターゲット選定です。 自分たちが高校生であるという強みを活かし、大学進学を見据えて関わってくれているスーツ会社や自動車学校など、高校生と相性の良い企業を中心にアプローチしています。

現在は約400社に連絡をし、8社から協賛をもらいました。正直、メールを送っても返事が返ってこないことのほうがほとんどです。でも、そういうものだと割り切って、だったら数を打つしかないと前を向いて取り組んでいます」

Q2.活動を始めたきっかけは?

中学時代、部活動の先輩が青二祭の幹部として活動している姿を見たことがきっかけで、そこから絶対に幹部になろうと思ったんです。

先輩のインスタグラムに青二祭実行委員の集合写真が上がっていたり、学外の友だちができているのを見てすごく楽しそうだなと思ったんです。さらに、当日の司会を務める先輩の姿を見て、なんてかっこいいんだろうと強く憧れて。

その中でも渉外班を選んだのは、さまざまな企業の人と直接お話しできる点に魅力を感じたからです。人と話すことが好きという自分の強みを活かせるだけでなく、社会人の方から聞く話は、自分の知らない世界ばかりで、新しい発見があるのではないかと感じました」

Q3.活動にあたってのファーストアクションは?

青二祭の実行委員になるための応募フォームに、憧れの想いをたくさん綴って提出したことです。

あまりの文章量に、当時の幹部の方たちはきっと驚いたと思います(笑)。とにかく全力でしたね。合格通知が届いたときは、憧れが本当に叶うんだと思ってすごく嬉しかったのを覚えています。

合格後、最初に行ったのは、渋谷で開催された初回会議への参加でした。和気あいあいとした雰囲気の中で会議が進んでいく様子を見て、これこそわたしが憧れていた場所だと実感し、実行委員になれて本当によかったと思いました。

渉外班としての活動は、いきなり企業にメールを送るところから始まりました。急なスタートに少し驚きましたが、事務作業や文章を書くことが好きだったこともあり、楽しみながら取り組むことができました」

Q4. 活動をしている中で、印象的だった出来事は?

人生で初めて協賛依頼をしたお菓子の企業が、実際に協賛してくださったことです。企業にメールを送ること自体が初めてで、本当に返事が来るのかと不安もありましたが、協賛が決まったと聞いたときは、言葉にできないほど嬉しかったです。

その企業はインドネシアの会社で、日本に進出したばかりのタイミングだったため、いまがチャンスだと思い、連絡の文章を工夫しました。日本の高校生にお菓子を知ってもらえる機会になることや、自分自身がそのお菓子のファンであることも伝えたことで、協賛してもらえることになりました。高校生のわたしを一人の担当者として対等に扱ってもらえたことは、今後社会に出ていくわたしにとって自信につながる経験でした。

他にも、普段から使っている商品の企業が青二祭に関心を持ってれたり、ミーティングの中で『頑張ってね』と声をかけてもらえることがあります。イベントを応援してもらえるだけでなく、自分自身を応援してもらえているように感じられることが、大きな励みになっています

Q5. 将来の展望は?

「将来については、まだ職業がはっきり決まっているわけではありません。ただ、人が自然と集まり、楽しみながら社会と関われるような場を、全国どこにいる高校生でも参加できるように展開していきたいと思っています。

これまでわたしは、『社会に貢献しなければいけない』という思いを強く持っていました。でも青二祭を通して、楽しいことに夢中になった結果、『気づけば誰かの役に立っていた』というかたちでもいいのだと気づきました。実行委員の仲間や協賛企業の方が、ただ楽しんでいるわたし自身を肯定してくれたことで、自分の考え方が大きく変わったと思います。

これからも、楽しいという気持ちを原動力にしながら、自分なりのかたちで挑戦を続けていきたいです」

日垣朋果のプロフィール

年齢:17歳
出身地:神奈川県横浜市青葉区
所属:青二祭実行委員会渉外班
趣味・特技:カフェ巡り・衣装製作

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★Instagram

Photo:Nanako Araie
Text:Rinna Koike

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